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2016年4月松枝 音寧

苦手な暑さの中

すっかりブログの更新が滞ってしまいました。

すいません。

今更ながらではありますが、前回更新した際にベトナムのニンビンに滞在していた頃の話をすると予告していました。

ですのでその時の話をさせていただきたいと思います。

 

ニンビンに滞在と言っても宿泊していた場所は町の中心地からおよそ車で1時間ほどかかる所でした。

なので毎日山に囲まれたこの場所で過ごすんだろうなと思っていました。

しかしある朝宿泊先のオーナーが「今日はタムコックに行ってみないかい?」と言ってくれて、連れて行ってもらえるとのことだったのでお言葉に甘えて休養日も兼ねて行ってみることにしました。

 

タムコックとは、石灰岩の浸食によって奇妙な形をした岩が連なる景勝地として知られています。

そのすぐ下には川が流れ、多くの鍾乳洞も点在しています。

タムコックではそんな景色の下や鍾乳洞の中を船で渡ることができます。

 

壮大な岩に目を奪われながら約1時間半、足で船を漕ぐ船頭さんと一緒に川を進んで行きます。

 

大きな岩のすぐ足元を進んで行くのは迫力満点でした。

 

鍾乳洞を通る時もまさかここを通るのだろうかと思うくらいの場所を進んで行くので、暗闇の中微かに見える辺りの光景に少し緊張していました。

 

そして折り返し地点へ着いた時、こんな出会いがありました。

 

物売りの人です。

迫力満点の壮大な景色や緊張しながらも楽しんで鍾乳洞を抜けた先に1つの船に1人の物売りが付くのだろうかと思うほどの人数が固まっていました。

観光客を見つけた途端にこちらの方へ漕いでお土産買って〜と近付いてきました。

最初は私達も何も買わないよと断っていたのですが、物売りの人が「じゃあ船頭さんに飲み物を買ってあげて!」と言ってきたのでこれには少し驚きました。

なるほど、こういうパターンもあるんですね。

もともとはっきり断れない性格なので最初こそは断り続けていた私達も疲れてきて飲み物だったらいいよと言ってしまいました。

 

…一度いいよと言ってしまうと駄目ですね。

じゃああとフルーツとお菓子も!と一気に増えて結局、勢いでいっぱい買わされてしまいました。

まだ笑える値段だったから良かったですが、いつか大金を取られてしまいそうなのではっきりと意思を伝えられるようになりたいと思いました。

私達が買ったフルーツを美味しそうに頬張る船頭さん

 

そしてタムコックでの観光を終え、宿泊先のオーナーが他にも様々な場所へ連れて行ってくれました。

 

色々なことが起きてベトナムでは考えていたコストを上回ってしまう等のハプニングはありましたが、自分の中の経験値が上がったような気がするので良しとします。笑

それに楽しかったです!

 

宿泊先を出る朝、毎日美味しいご飯を作ってくれたり、色々な場所を案内してくれたお母さんとオーナーでもあるお父さんと記念撮影をしました。

 

 

 

ベトナムはとても暑く、携帯で気温を調べると37°だったり台湾にいた頃は26°くらいだったと思うので1ヶ月も経たないうちに自分が過ごしている環境の気温が10°も上がってしまったんだと思うと溜め息が出そうになります。

暑いことは日本にいた頃から苦手で、最近の日々の暑さは怖いくらいです。

しかし国を越えるごとにどんどん気温も高くなっていくのでなんとか工夫して耐えなければと思います。

頑張ります。

 

 

それから

宿泊先のワンちゃんはこれくらい近付けるようになりましたが、このあと吠えられました。

番犬の鑑ですね。