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2014年6月菅原 由紀

I’ll be back!!!

こんばんは。
本日も始まりました、ぽんさんぽ。

今回は前回のブログに引き続き、ラダックでの様子をお送りしたいと思います。

ラダック滞在4日目、私たちは車で8時間ほどの場所にある、パンゴン・ツォという湖に向かいました。

パンゴン・ツォはレーから東側の標高4300mの所にあり、インドと中国(チベット)にかけて横たわる、全長130kmに及ぶ細長い湖です。
「パン」とは「草」、「ゴン」とは「塊」という意味があるようで、太古の昔、この土地には豊かな草原があったのではないかとも伝えられているそうです。

という神秘的な湖を目指していざ出発!
タクシーのドライバーさんとガイドのロドスさんにはこの日から3日間お世話になりました。
(ちなみにロドスさんは、前回のブログで紹介した池田さんの旦那さんのワンボさんの弟です。かなりのイケメンです。)
そして、せっかくなので湖に向かう途中には、ゴンパ(チベット仏教僧院)にも寄ってもらいました。

ラダックにはゴンパがたくさんありますが、私たちは道中にある「チェムレゴンパ」という所を訪れました。

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ここは17世紀に建てられ、古い仏像や壁画が多く残されていました。
ゴンパの中には昔使われていた道具が展示してある美術館があったり、僧侶の人たちがお祭りに向けて踊り(?)の練習をしていました。

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ゴンパを見たあと、さらに車を走らせ、どんどん上へと登っていきます。

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車を走らせること3時間ほど・・・。
いよいよ大きな峠を越えます。パンゴン・ツォへ行くにはこの大きな峠を越えて向かうのです。
その峠の標高はなんと、5320m!

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雪も残り、ダウンコートを着ていても寒いほどでした。
頂上にある小屋の、ミルクティーとmaggiというインドではおなじみのインスタントラーメン(カレー風味)で一休み。

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冬のゲレンデで食べるラーメンやカレーを思い出します。
(ゲレンデのラーメンたちってなんであんなにおいしいんだろう。)

そして、ついに目的地へ到着。
ここが標高4100mにある湖、パンゴン・ツォです。

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目が覚めるような青に、私も思わず眠い目をこすりました!
真っ青で本当にキレイです!

湖沿いにはいくつか村があるのですが、私たちは一番奥にある「メラック」という村に滞在することにしました。
「メラック」は2010年から観光客が入れるようになった村で、昔ながらの暮らしが残っている所です。

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この村は40世帯の人々が暮らしています。
ガイドのロドスさんとドライバーさんに助けてもらいながら、ホームステイ先を探します。
1軒目で決定!
ここで2泊3日のホームステイをさせて頂きました。

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トイレはもちろんローカルトイレ!

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地面に穴が開いていて、そこにめがけて用を足し、そのあとに近くに置いてあるスコップで砂をかけます。
一応小屋的な形にはなっているので、人には見られません。

一休みして、まずは村さんぽをしました。
ホームステイのお家の裏にある、小高い山を登ったり。(小高い山といっても、標高4100mでの小高い山を登るのは思った以上に体力が必要でした・・・)

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小川沿いを歩いたり、牛の放牧を見学したり、子やぎと戯れたり・・・。
周りの高い山にはまだ雪が積もっていました。

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なんとものどかです。
なんとも最高な場所です。

ここの湖は晴れていれば、真っ青なキラキラ光るキレイな湖ですが、曇り空だと少し濁ってしまいます。
山の天気は変わりやすいもので、晴れているかと思えばすぐに曇ったり。。
自然をテーマに撮影を行うりょーちんは悪戦苦闘していました。。

2日目もそれぞれ撮影をしたり、散策をしたりと過ごしました。

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村の人々は牛を飼っていたり、畑で作物を育てていたり、この女性は庭先でカーペットを織っていました。

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羊の毛を染めて、長いカーペットを織っていきます。
とても繊細な作業でついつい見入ってしまいます。

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この子はカーペットを織るお母さんの隣でずっと遊んでいました。

パンゴン・ツォでの滞在もあっという間に終わりを迎えました。
ホームステイ先のお父さん、お母さん、長男(?)さんとガイドのロドスさん、ラダッキーになりかけのりょーちんと記念撮影。

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2泊3日、最高な日々をありがとう。

そして2日後にはレーにもさよならをしました。
行くまでの楽しみを上回り、さらに最高な体験をさせてくれたラダック。
こんなにもまた来たいと思う場所はなかなかないと思います。
また必ず戻ります!
(んー、9月に日本戻るから10月あたりかなぁ。なんて・・・)

あっ、最後に前回載せることの出来なかった動画投稿に挑戦してみます!
うまく載せられるといいのですが。
これは、ストックの村で農作業をしている様子です。
農作業をしながらの歌がなんとも可愛いです。

そして私は、6/24からインドの西にあるムンバイに来ています。
ムンバイも早1週間を過ぎています。
次回はここ、ムンバイのことをお送りします。