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2014年6月菅原 由紀

JULLEY!!

こんばんは。
本日も始まりました、ぽんさんぽ。

マレーシアでのスクーリングを終え、FW9は後半に突入しました。
後半の1カ国目は、FWの山場でもあるインドです!
マレーシアのクアラルンプールから全員でインドのチェンナイに入り、2日後にはそれぞれの撮影が始まりました。

私は山山コンビ(山本、山下)と共にインドの北にあるラダックという所へと向かいました。
ラダックはパキスタンと中国に挟まれた所に位置しています。

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首都のレーは標高3650mの所にあり、大きな山に囲まれていて、周りの山々は6000m級のものもあります。

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チベット仏教の中心地の1つとしても有名であり、小チベットとも呼ばれている所です。

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街中を歩く人々も多くの人が、チベット系の顔をしています。
食べ物もインド料理より、チベット料理の方が多くあります。
まさに小チベットです。
(ちなみに私たちがレーに着いた同じ日に、ダライラマもレーに来たそうで、チベット仏教徒ではありませんが少し感動しました)

ここラダックは、私が今回のFWの旅で特に楽しみにしていた場所の1つでもあります。
ラダックのレーの空港からホテルに行くまでのタクシーの中ではしゃぎすぎて、タクシーの運転手さんに苦笑いされたのは、紛れもなくCrazy Japanese PONです。

レーの街中にはメインバザールという、一番メインとなるストリートがあり、そこから見える少し高台には以前王宮だった建物が見えます。(右側に見えている建物です)

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存在感はたっぷりですが、中は今じゃ空っぽです。
でも、意外と眺めて想いを馳せてるのが好きでした。

街中は砂埃と時々大量のケセランパサラン?(謎の白いふわふわしたもの)が飛んでいたり、人々は基本的にのんびりしています。

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道ばたでスパイスや野菜を売るおばちゃんがいたり、お土産屋さんやパシュミナ屋さんは毎日のように声をかけてきたり、朝からチャイ屋さんでのんびり雑談しながらチャイを飲むおじちゃんたち、訳もなくモスクの前で立ち話をしている若者。
ラダックでは挨拶は基本的に「Julley!(ジュレー)」と言います。
こんにちは、さようなら、ありがとうなどなど。
大抵の挨拶はこれですむので、この言葉がラダック中を飛び交います。
もちろん私たちも何かと「Julley」と声を掛けていました。

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インドといえばカレー!ですが、先ほどもお伝えしたようにここ、レーはチベット料理が多いのでカレー以外の食べ物もたくさんあります。
その中でも3人のお気に入りは「ミックストゥクパ」。

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「トゥクパ」というのはチベット風のうどんで、野菜がたっぷり入った優しい味の料理です。
そこにインドやネパールでよく見かける「モモ」というチベット風の餃子を乗せた「ミックストゥクパ」。
これがラダックではよく食べられています。とってもおいしいです!
私たちも何度も食べました。

そしてこのおじちゃんは、ラッシー屋さん。

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スパイシーな料理が多い、インドやネパールでおなじみのヨーグルト風味のジュース、ラッシー。
日本でもインド料理屋などで飲んだことがある人も多いと思います。
壺に入ったラッシーを棒でくるくると回し、自家製のチーズを入れてくれます。

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いつも飲むラッシーとは少し違うけれど、とてもおいしかったです。
そしてこの日以来、おじちゃんとは毎日のように挨拶する仲に!

ラダックは場所や日にもよりますが、基本的に寒いです。
朝晩はだいたい20°いかないくらい。
しかし日中は標高が高いこともあって、陽が射すと暑いというより痛いくらいです。
かと思うと、日陰に入ると長袖がないと震えるくらい寒いです。

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意外と服装には困りました。。

夜は寒いというだけあって、星空が最高にキレイです!
私たちが泊まっていたゲストハウスには屋上があり、夜には寒い中、星空観測するのが日課でした。
断水や停電が時々起こるレーでは、夜にも容赦なく電気が消えたりします。
星空観測中の停電は、テンションが上がり、ちょうど尾を引くほど長い流れ星も見え、大騒ぎしたのは言うまでもありません。笑

ラダックに着いた次の日には、日本にいる間に紹介してもらったラダックで暮らす日本人女性、池田さんの住む村を訪れました。
池田さんが暮らすストックという村は、レーから車で1時間ほどの場所にあり、6123mのストック・カングリという山を登るトレッキングポイントにもなっている場所です。

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池田さんには、日本にいる間にもラダックのことを色々と教えて頂いたり、今回のラダックでの行程もお手伝いして頂きました。
たくさんお世話になり、ありがとうございました。

レーは乾燥地帯であるのに対し、ストックは小川が流れ、草木も豊富でとても素敵な所でした。
訪れた時にはちょうど、池田さんの旦那さんであるラダック人のワンボさんのご家族が農作業をしていました。

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もちろん海くんとりょーちんもお手伝いしていました。
ラダックでは農作業の時に歌を歌いながら作業するそうで、それも作業行程に合わせてそれぞれ曲があるようです。
とても可愛らしい素敵な農作業風景でした。
この良さをみなさんにお伝えしたいので、今回は初めて動画を載せてみます!

と思ったのですが、うまく動画が載せられないので動画は延期で・・・。
次回までには載せられるように勉強したいと思います。

池田さん、ワンボさん夫婦のお家にもお邪魔させて頂きました。
古いオーブンや、ストーブなどとても味のある素敵なものがたくさんありました。

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お二人はストックでのゲストハウス経営やラダックでのツアー会社も行っているので、もしラダックに興味のある方はぜひホームページものぞいてみて下さい。

http://neo-ladakh.blogspot.in/p/our-travel-agency.html

こうして初日、2日目からラダックを満喫してる私たちですが、次回は、ラダック滞在の最大のメイン、標高4100mにある湖とその湖畔の村にホームステイ!の内容をお送りしたいと思います。
お楽しみに〜!