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2014年5月山下 海
まだ1ヶ月も経ってないのにもう懐かしく感じる
ブログ更新が長らく滞ってました。大変申し訳ないです。
ただいまマレーシアのチニレイクに滞在しています、山下です。
カンボジアで怪我をしたという報告から全く更新してなかったので、山下は死んでしまったのか?とか思われたかもしれませんがなんとか生きてます。
今回はカンボジア後半からババーッと今までを振り返っていきたいと思います。
一つ一つの内容が薄くなってしまうかもしれませんがご了承ください。すいません・・・
カンボジア後半戦—トン・ノン・ラックホームステイ—
カンボジア北東部の街バンルンについてから近くの村を数カ所訪問した後、僕はカンボジアでの撮影地をトン・ノン・ラック(Tong Nong Lac)という村に決めました。
この村にはクルン族が住んでいます。村のほとんどの人はクメール語しか話せません。
僕は運良く英語が話せる青年と会い、彼の家にホームステイさせてもらうことができました
ベトナムでは住人がいない家に一人ホームステイしてましたが、今回はちゃんとホストファミリーがいます。
念願が叶いました。チョムリアップスオ。
さてさて
この村には電気もなく、水道も通っていません。
村人たちは辺りが明るくなり始める早朝から活動を始め、暗くなると家に戻ってきます。
村の中央には井戸水があります。
決してきれいとは言えないその水を使って、村人は洗濯をしたり、食器を洗ったり、歯を磨いたり、体を洗ったりしています。村に2つしかないから朝から晩まで井戸水を使う人は絶えません。
もちろん僕も満天の星空の下、この井戸水で体を洗っていました。
最初は抵抗があったものの開き直れば気持ちいいものです。
この村の人々は警戒心が強い人が多く、最後までなかなか撮影させてくれない人がほとんどでした。
村人の方々もやっと慣れてきたようなところで移動となってしましました。
もっと時間があれば・・・もっと自分のコミュニケーション力があれば・・・と悔いが残りました。
時間があれば必ずまた行きたい村です。
タイ—社会貢献活動—
僕たちは半年間のフィールドワークの間に自分の撮影とは別に、どこか一つの国で写真を使った社会貢献活動を行うということになっています。
僕たちのグループ、本田、岸本、山下がその社会貢献を行う地に選んだのがタイ北部のパヤオ県。
この地をタイの第二の都市チェンマイで紹介することによって観光客をパヤオに呼び寄せ、町おこしをしようという計画です。
僕らは現地で撮影、プリントを行うため着いてからが大忙しです。
まずはチェンマイでの宣伝活動。
チラシの作り直し
宣伝活動に奮闘する岸本さん
そしてパヤオへ移動。
パヤオにはきれいな湖や大きな寺があります。
撮影中
パヤオといってもなかなか広い県です。その中でも僕たちはセンサイ(Seng Sai)村というモン族が住む村にスポットを当てこの村を中心に撮影を行うことになりました。
村のいたるところで女性たちが刺繍を塗っています。これは観光客用ではなく完全に自分たちのためのもの。
今まで観光客に向けてのものばかり見てきたので、このように自然に自分たちのための刺繍を塗っている姿はとても新鮮でした。
村の人たちもとても温かく、会ったばかりの僕たちに昼ご飯をたらふくごちそうしてくれたり、たまたまやっていた結婚式の会場に招いてくれたり・・・
とても心が洗われました。
センサイ村には3日間通ったのですが、最終日の夜にはナイトスライドショーを行い、自分たちの姿を見てもらいました。
このような機会なんて今までなかったであろう村人たちの反応はなかなかのもので、老若男女を問わず多くの人たちが見に来てくれました。
このスライドショーを行う際、自分がいろいろとやらかしてしまったためメンバーを始め村人へ迷惑をかけてしまいました。すいませんでした・・・
スライドショーが終わって次の日には、チェンマイに戻り撮ったもののプリントと写真展会場の設営作業!休んでいる暇なんてありません。
いろいろとドタバタありましたが、なんとか写真展を開くことができました。
あ、ちなみにお揃いのTシャツにはタイ語でパヤオと書いてあります。
そして岸本さんが作ってくれた英語とタイ語の看板のおかげで見に来てくれる人を増やすことができました。
いろいろと問題やぶつかり合い、後悔することがありました。
迷惑をかけてばかりで自分の行動を恥じることも多くありました。
良かったか悪かったかは別として、この社会貢献活動はなかなか忘れられないものとなりそうです・・・
(※社会貢献活動の詳しいことは引率ブログ、岸本ブログ参照)
シンガポール—オリンパス写真展—
・・・といきたかったのですが、長くなってしまったのでそれはまた後日報告させていただきます。
ええ、必ず近日中に。
報告が雑過ぎてほんとに申し訳ないです・・・