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2014年3月山本 遼
【001】ゲゲゲ
photo by Ryo
ただいま、小笠原の父島に来ている山本です。
6日に父島二見港へ到着したので、そろそろ5日が過ぎますね。
今の季節は、小笠原へ繁殖期を迎えた鯨が頻繁にやってくるそうで、
ホエールウォッチングをするのに最適な時期でした。
初日から展望台に登って、眼下に広がる太平洋をまじまじと見ていると
鯨が鼻からしぶきを上げているのが見えました。
なんと、ラッキーな。これで、鯨を目にするのは実は2度目。
1度目は、大学時代に船の上から尾ヒレだけ見たんですが、
今回は頭部分が見ることできてちょっと感動でした。
この後、ビジターセンターの鯨博士こと岡本さんによる
特別講座が始まりました。
鯨の生体についてはまだ謎が多いみたいですが、
何を食べているのか、どんな習性があるのかなど
詳しく説明をしてくれて、興味津々な僕は
以前からずっと気になっていたことを質問してみました。
何が気になっていたかといえば、、、鯨の寿命。
僕の考えでは、人よりも、像よりも大きな体を持つ鯨は
きっとすごく長生きなんだろうなーっと思っていたんです。
し か し、
現在研究されている中での、鯨の最高年齢は人で言うところの
70歳程度だそうで、びっくりというか、残念というか。
何歳だと思いますか?と逆に質問された時に、300歳!と
小学生みたいにハキハキした答えた方で言ってしまった自分が恥ずかしい笑。
まんまとはめられた訳です。
そんな感じで、社会貢献の準備をしつつ、
行動計画書も書きつつ、撮影をしています。
WPR(ワールドフォトラリー)の皆には迷惑かけっぱなしで申し訳ないですね。
ちゃんとお土産買っていくので楽しみにしていてください。
出発まで残り8日に迫りました。
振り返って見れば、2年というのはあっという間で、
多分これから行くフィールドワーク半年間も同じなのでしょう。
ただ、その時間を濃くするのか薄くするのかは自分の行動次第。
時々N先生がラーメンの例えで色々話してくれたのを
思い返しています。
出発前までにもう少し装備も買いそろえよう。
そう思いつつ、本島に帰ってからの計画を練るのでした。