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2016年8月涌井 駿
港を歩けばいいじゃない
今回はブログを書く機会がすくなってしまいました。何故なんでようか分かりません。言い訳はしません。「詰めが甘い」「新鮮味がなくなったか」などなかなか酷な連絡を身内からいただき、きちんとまた書こうと思った所存でございます。何卒よろしくお願いいたします。
色々な国を回って飽きたとか一度も思ったことはありません。嫌だとか写真がうまくいかないと感じたこともあまりありませんでした。疲れたとかもあまり思っていません。ただ何か肩に重くのしかかってくるものを感じて少し腰を下ろしたいなとは思う時はあります。それは疲れではなくて、プレッシャーでもなくて自分で自分の肩の上に立ってるような気分です。背伸びとは又違う何かです。自分を鼓舞してるんだと思います。自分で自分を奮い立たせてるんじゃないかと思います。一人で応援団をやって一人で選手をやって、一人でコーチをやってとても楽しいいです。そのせいか自分自身のなんかで会話することが多くなりました。前にも書いたことがありますが、本当に自分の中で会話をしているから聞いてるのも面白いです。かと言って決して多重人格のような感じではないです。ただ右脳と左脳が会話をしているみたいです。
日本までの帰国前5日間は上海ですごすことにしました。上海は大きいです。何があるかわからないし人も多いし、ただ上海はとてもジャズみたいなのが似合う街だなと思いました。タクシーに乗ってた時ラジオから流れてきた曲が夜の上海を別世界に変えてきました。歩くアベックに通り過ぎるタクシー、街灯のオレンジの光、窓から見た上海の景色は情緒的でロマンチックでした。あの一瞬で色んな上海を見てみたくなりました。もっと長くいたいです。恋人が見つかった人はEtta James – At Last を聞いて欲しいいなと思います。上海でカッコよく黄昏たい人はここでお馴染みの八神純子の黄昏のBay City をきいてほしいいです。なにか訳もなく海へ行きたい人は渡辺真知子のかもめが翔んだ日をきいてみて下さい。
後半の引率を担当してくださった古市さんとも、もうお別れです。
ありがとうございましまた。