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2016年7月松枝 音寧

Kolkata is lovely city?

この街に着いた日に出会った人に言われました。

「コルカタはラブリーな街だよ」と。

 

 

私は現在古市さん、彩名ちゃんとコルカタという街に滞在しています。

コルカタはインド、西ベンガル州の州都に位置しており人口はムンバイに次ぐ第二の人口を誇る大都市です。

この国で一番最初に地下鉄が通った街でもあります。

 

 

私たちはこの街へチェンナイから飛行機を使い、およそ2時間ほどでやってきました。

移動の際に早めに空港へと着いてしまいましたがすんなりチェックインすることもできたので問題なく移動できると思っていました。

 

しかし飛行機に乗り込んでから1時間待たされ、ようやく出発して着いた後にはなかなか荷物が出てこずにそこでもさらに1時間が経ち、この時点で予定していた時間からかなり遅れていました。

 

もうすっかり日も暮れていたので空港のプリペイドタクシーを利用しようと並んでいたのですが待っても待っても順番が回ってきません。

どうやらプリペイドタクシーを申し込む場所に気づかずに外に出てしまった人たちが裏側から回り込み、正面からも後ろからも乗せてほしいと人が来るのでその対応に追いつかずに時間がかかっていたようです。

あまりにも順番が回ってこないので周囲からは怒号が飛び交っていました。

 

夜も遅いのでプリペイドタクシー以外に安全にホテルまで移動する方法がないので辛抱強く待ち続けて、ホテルに到着したのは23時前でした。。。

 

これまでの旅の中では大幅に時間がずれるということがなかったのであまり慣れていない経験に疲れてしまいました。

 

 

 

なんとかホテルで疲れを取ってから撮影地探しも兼ねてコルカタを散策しました。

 

 

少し中心部から外れた場所に泊まっているのでこの日は街の中心部を目指して歩いたのですが、歩けば歩くほどにどんどん混沌とした状態になっていくと感じました。

 

行き交うたくさんの人々とタクシーとバスとオートリクシャーが歩道も車道も関係なしに混ざっているので、警戒心を緩めないように乗用車に轢かれないように歩いているのでどんどん頭が痛くなってくるような気がします。

常に大声や乗用車のクラクションが鳴り響く中で目に入ってくる景色がどれも新鮮で視線を定めることができません。

 

「Hello,madam」と子どもが近寄ってきたり、露店で水を買って休憩していれば突然頭を撫でてくるお姉さんがどこからともなくやって来たり、雨の降る中道路に座り込んで鶏を捌き始める人がいたり、お客さんを乗せるためにどのバスからも何かを競い合うかのようにチケットを振り回し目が合った人に乗っていきなと叫んでいる人がいたり。。。

 

歩いているだけでこんなに体も気持ちも忙しくなるのは初めてで、毎日が充実感でいっぱいです。

 

充実さを感じすぎてエネルギーを使い切ってしまわないようにこの街での残りの日々を過ごしていきたいと思います。

 

 

明日は何が見れるかな〜。