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2016年7月涌井 駿
ジェントルマン・インディア
インドには何か秘められた宝があるんじゃないかとインドを知らない僕はそう感じます。インドは熱くて汚くてカレーが美味しくてチャイがあって少し危ない、その位のことしか知りません。そもそも汚いところがあまり得意ではない僕は少し気が引けるかと思ってたんですが国をかせねる毎に行きたくて行きたくてなりました。ついにその地に足を踏み入れた気分は上々です。
(ジョドプルのブルーシティー)
(Sightwalk小山さんと街の女性)
(池にちぎったパンを投げながら撮影に応えてくれた街の女性)
(インドのギャル達)
『睡も甘いも』
相変わらず新しいホテルだと中々熟睡出来ないです。寝るまでに時間がかかるし、なんだか匂いとかも気になります。けれど疲れていたり睡眠不足だと身体がベットに張り付きます。なんだかそれは小さい睡魔達が僕の身体に縄をかけベットに小さい杭で張り付けているかのようです。その時の身体はベットに張り付く感じが心地よく感じます。何度も身体を起こそうとするのにグイッと小さな睡魔達に引っ張られてまた身体がベットに落ちてゆく。それは眠りに落ちるまでの身体と意識との狭間のようで、甘いお菓子を食べた時に頬の奥の方に甘さが染みる感じにすこし似ていて少し癖になりそうです。小さな睡魔達がキャンディーを口に放り投げてきているのかもしれません。最終的には僕らの身体はズブズブと音を立てて柔らかくて白い眠りの沼に睡魔達が僕の身体を沈めていくんだと思います。
お昼寝が好きな人はきっとこの部分が好きなんじゃないかと思います。柔らかい沼に足を入れたら出てくるのは難しいかもしれないですね。その為に夢と言う名の出口があるのかもしれません。
P.S. 機内食には鼻クソみたいな黒い梅干し味のようなキャンディーみたいたのが付いていました。