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2016年5月涌井 駿

全てはバス次第

すごくアホっぽいタイトルんなんじゃないかと自分なりに感心しています。
スラウェシ島へ来ています。スラウェシュ島はコーヒーで有名なのでコーヒー好きな人はご存知かと思います。
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バリ島からスラウェシ島へ飛行機で1時間程の移動でした。
飛行機の乗客は僕と1人の白人を除いては全員がインドネシア人でした。けどインドネシア人に思われてたかもしれないです。1時間のフライトは思っているよりも早く、上がると下がりすぐに着いてしまいす。
日焼けしてから日本語で話しかけられる率が減りインドネシアではインドネシア語で話しかけられたりもしました。
コンビニで歯ブラシとヨーグルトを手に持ちレジでお会計を待っていたら、何かブツブツ言っていて最初は英語が聞き取れなかったのかと思っていました。
ん?みたいな顔をしていたら「あ〜ごめんなさい、インドネシア人かと思ってたわ」と店員に言われ終いには「タイから来てるんでしょ?」と言われ「ジャ、ジャパンです…」と言ったら彼女は大笑いしていまし
た。観光名所へ行っても台帳みたいなものが現地人用のものを渡されたり、バスに乗ったら隣に座ってたおばあちゃんの孫に思われたり。黒くなると楽しいですね。
黒さを手に入れると大抵のことは怖くなくなると思いました。
人ってやっぱり少しは肌の色でどこの人か判断している部分があってその国の平均した色と違うと、アレどこから来たの?ってなるんじゃないかと思いました。
だから多分この黒さで帰国したら同じようにアレどこから来たの?ってなるかもしれないです。
「現在午前4:34インドネシア、スラウェシ島の山の中の休憩所。バスの席が一番後ろでやや席に高さがあり足が軽く浮く状態で安定せずとてつもなく辛い。どうにか安定した姿勢をとるために足元付近にあるポケットに足を突っ込んでみたり、かけてみたりもするも安定せず。どうしても身体がずり落ちるような姿勢になってしまい険しい山道ではバスがジャンプする度ずり落ち目を覚ましてしまう。肩と腰がやや痛い。午前5時につく予定だが本当につくのだろうか。早く熱いシャワーを浴び、冷たいシーツのベットで頭にブランケットを巻いて横になりたい。ようやくバスが出た。山の中には白い外灯と月しか見えない。」
移動中のバスの中で書いていた文です。今みると大分疲れたんだと自分で思います。愛想のない文ですね。

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車内は宇多田ヒカルのTravelingみたいだったので思わず聴きましたけどTravelingってよりTerriblingでした。
ぜひ聞いてください。
宇多田ヒカル-Traveling
 写真にも精がでる
 日曜の夜
 バスはすぐにはこない (乗れない)
 目指すは北
 「どちらまで行かれます?」
 ちょっと山まで
 「砂利道で困ります(寝れない)」
 シートに注意
 バスにまたぎ山へ登り
 僕の席は婆ちゃんの隣
 ふいに揺れて身体おちて
 牛の背の騎乗のごとし
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