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2016年4月松枝 音寧

バスの中のフランスパン

昨日からベトナム個人撮影期間が始まりました。

今回は学校指定泊で宿泊していたハノイから撮影地までの移動について書いていきたいと思います。

 

私がベトナムで選んだ撮影地はクックフーン国立公園という所です。

まずは学校指定泊で宿泊していたハノイからニンビンという町に行きます。

そのために私達は(ベトナムはあやなちゃんと同じ町に行きます!)指定泊から10分程歩いた所にあるバス停に向かいました。

到着後バスを待っていると、おそらくですが「どこへ行くの?どこから来たの?タクシー乗る?バイク乗る?」といった内容を大勢の人達からの質問攻めに遭いました。

 

最終的にはバスに乗りたいことを分かってくれたようで、ニンビン行きのバスが来るGIAP BAT BUS TERMINAL行きのバスがどれか教えてくれました。

市内バスの料金は一律7000VND(35円)

バスに乗り込んだらチケットとお金を持っている人がいるのでその人にお金を渡します。

そして30分ほどでGIAP BAT BUS TERMINALに到着しました。

降りた瞬間の客引きが凄かったですが、1人「ニンビン?ニンビン?」と聞いてくる人がいたのでそうですと答えたらスムーズにニンビン行きのバスまで案内してくれました。

客引きの人達の勢いが怖かったので助かりました。

 

そして車内で出発を待っていると売り子さんがやってきたのでフランスパンを1つ買うことにしました。

1つ5000VND(25円)

 

最初はガラガラだった車内も

気づけば席が埋まっていました。

GIAP BAT BUS TERMINALで全てのミニバス利用者が乗ってくるわけではなく、私達を案内してくれた人が走るバスのドアを開け外に飛び出し、町の中で利用車を見つけては連れてきてまた飛び出し連れてきてといった感じだったりバイクに乗った人達がバスに近づいてきて乗せてよ!と言って乗ってきたり、様々な形の乗車で利用者が増えてきて気づけば満席になっていました。

 

ミニバスに乗って2時間が過ぎた頃、ニンビンに到着しました。

 

そこから撮影地近くのホテルに移動するためにタクシーを使うことにしました。

ベトナムに入国後、ホテルまで案内してくれたガイドのHUNさんが安心だと言っていた緑色のタクシーに乗ることにしました。

最初はタクシーの運転手さんも「マイリンタクシーナンバーワン!ジャパンナンバーワン!ベトナムナンバースリー!」などと楽しそうに話していましたが(一体何のランキングなのかは分かりませんが。笑)ここでトラブル発生です。

 

私達は予約していたホテルの名前と住所を見せてここに連れて行ってくださいとお願いしたのですがどうやら似たような名前のホテルが複数あり、違ったホテルに到着したり道に迷ったりしてしまいました。

 

タクシーで走り1時間半が経とうとしていた頃、1軒のホテルに到着しました。

そのホテルの名前は「Cúc Phương Resort & Spa」

私達が宿泊を予約していたホテルの名前は「Cúc Phương Hotel」

名前が違うので間違っているのは明らかなのですが最初は到着したホテルの名前が分からず私達もやっと着いたんだと思いタクシーから降りてしまいました。

 

ホテルの人達も私達を受け入れてくれたのでその様子を見たタクシーの運転手さんはすっかり安心した顔ですぐさま車に乗って帰ってしまいました。

その横でホテルの人に予約確認書を見せて間違っていたことが分かったので大声でタクシーを呼びましたが猛スピードで駆け抜けていった彼が戻ってきてくれることはありませんでした。

しかし私達が予約していた宿泊先はそこから数メートルの距離のところにあったのでホテルの人が電話をかけて迎えを頼んでくれたので辿り着くことができました。

色々なことがあり、大変でしたが無事に移動することができたので良かったです。

 

その日の夜は宿泊先のオーナーが夕食をご馳走してくれました。

 

今回の移動はたくさんの人に助けられてすることができました。

思い出してみれば昨年の2年次海外フィールドワークで訪れたマレーシアの時から人には恵まれていると思います。

旅を通して世界の素敵な人々と出会うことができるのはとても嬉しいです。

この場所を中心としてベトナムの撮影に一生懸命取り組んでいきたいと思います!

 

宿泊先の番犬をしているワンちゃん。まだ心を開いてもらえていなくて横を通るたびに吠えられるのでここを出る時までに仲良くなれたらいいなあ。