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2014年7月山本 遼
打ちのめされ、打ちのめされて。
中国は四姑娘山(スーグーニャンシャン)にて。
人間の考えも及ばない、それが自然。
撮影を通じて感じたのは、人間の時間軸では計れない程に
その場所に存在し続けているということ。
例え、そこに人が住むようになったって、信仰の対象になったって、
観光客が沢山来るようになったって、微動だにしない。
今はそれが自然の「凄さ」と安易な言葉でしか表現できないけど、
やっと見えてき始めたのかもしれない。
ない頭で考えてもしょうがない。
考えたところで自然には通用しないのだから。
できるだけ外に出て五感で感じてみる。
雨が降ったって帰らない。雷が鳴りだしたら考える。
だって、何が起きるか分からないのが自然だから。
正直、自然と向き合うには人一倍根気と体力がいる。
でも、意外と体育会系の自分には性に合っていると思うようになった。
馬に乗った。綺麗な白馬だった。
結構歳なのか、息づかいが荒い。
心臓の鼓動が足に伝わってくる。
人以外の動物と一体化するのは難しい。
歩くタイミングに合わせて腰を振ってみたり、呼吸を合わせてみたり。
下りでは上体を後ろへ、上りでは上体を前へ倒さなければならない。
技術だけではなく、動物を乗りこなすには相当な時間が必要になるなと思った。
第2回スクーリングまで残りわずかですが、
日本へ帰ったら乗馬始めてみようかと思います。