BLOG

2014年7月9期生引率スタッフ

135日目 中国・成都 / Day 135, Chengdu, China

引率の山田です。
現在、中国の成都におります。
今回は成都の観光地をいくつか紹介したいと思います。

まずは、武候祠です。
ご存知の方も多いかと思いますが、四川省は三国志の時代には「蜀」という一つの国でした。
日本でもとても人気のある三国志ですが、中国でもやはり人気。
平日の午前中でも観光客で溢れていました。

pfw140730_001.jpg
pfw140730_002.jpg pfw140730_003.jpg

ここには蜀の君主であった劉備と諸葛亮が祀られていますが、君主と家臣を一緒に祀った祠堂は、中国の中でも珍しいそうです。
なぜそうなったかというと、諸葛亮を祀った祠堂を幾度となく破壊、再建していくうちに、劉備の漢昭烈陵と併合されていったとのことです。
建物もすでに1500年以上の歴史があり、敷地面積は3万7000平方メートルもあるそうです。

その敷地の中は、緑に溢れていて散歩するだけでもとても気持ちのいいところです。

pfw140730_004.jpg
pfw140730_005.jpg
pfw140730_006.jpg

敷地内を進むと一際多く人が集まっているところが・・・

pfw140730_007.jpg

劉備の像です。

pfw140730_008.jpg

さらにその両脇には、彼の義兄弟である関羽と張飛の像もありました。
どちらもすごい迫力です。

関羽
pfw140730_009.jpg

張飛
pfw140730_010.jpg

さらに奥に進むと、諸葛亮の像もありました。
彼の両脇には、息子の諸葛瞻、孫の諸葛尚の像があります。

pfw140730_012.jpg
pfw140730_013.jpg pfw140730_014.jpg

そのほかにも多くの武将たちの姿や歴史資料などもあり、劉備の墓もありました。

pfw140730_015.jpg
pfw140730_016.jpg
pfw140730_017.jpg

劉備の墓は直径約5mあり、その周りを一周することができます。
pfw140730_018.jpg

お土産屋さんには、かわいいお土産もたくさんありました。

pfw140730_019.jpg

さすがの敷地の広さ、ひたすら歩き続けても2時間以上かかりました。
しかし、いつの間にか時間が経っていたという感覚で見るものも多くとても興味深い場所です。
三国志好きの人はもちろん全然知らなくても楽しめる場所だと思いますので、是非行ってみてください!

そして、その後はすぐ隣にある「錦里」に行きました。

pfw140730_020.jpg

こちらもすごい人の数…

pfw140730_021.jpg pfw140730_022.jpg

ここは、蜀漢時代の町並みが再現された風情のある通りです。名前の由来は漢代に錦産業が発達した成都のことが錦の古里と読まれたからだそうです。
料理店や旅館、茶館、舞台などが立ち並んでいて、四川名物を食べ歩くことができます。

という訳で、私も食べ歩き。
まずは担々麺。
pfw140730_023.jpg

四川で見る担々麺は日本と違い、お椀サイズが多いです。
担々麺がというよりは、中国で食事を注文する際にはサイズを選ぶことがよくあります。
一両、二両、三両といった感じで、一両で写真くらいのサイズ。
二両で日本のよく出てくる一人前のサイズといったところでしょうか。

そして、大人気だったのが唐辛子がたくさんぶら下がったこのお店。
串焼きなのですが、肉が赤いこと赤いこと。

pfw140730_024.jpg
pfw140730_025.jpg

さらにお店の前には、唐辛子と山椒の山。
そのまま食べても汗が吹き出る辛さなのですが、中国のみなさまの付ける量ったらもう…
子供たちも自分でお金を出してもりもり食べていました。

pfw140730_026.jpg
pfw140730_027.jpg

錦里で食べられるものは、辛ーーーいものか、甘ーーーいものが多いです。
確かに辛いものを食べると甘いものが欲しくなるのですが、やはり中国の方々も辛いのでしょうか。

そのほか、お土産屋さんが多くありましたが、その中にパンダのお店。
pfw140730_028.jpg

ん?パンダ?
そうです、四川と言えば辛い料理の他に有名なもの!パンダです!!

そんな訳で最後に行って来たのは、成都パンダ繁殖基地!!

pfw140730_029.jpg

え?一人ですけど何か?みなさんに情報をお届けできるのであれば頑張りますとも。

こちらも大変な人気ぶり。

pfw140730_030.jpg

そして観光地を回って気付いたことは、中国のみなさまはよく記念写真を撮ること。
至るところで写真を撮っているし、なんと言ってもみなさん一眼レフカメラをお持ちなんです。
是非ともそのまま本校に入学して頂きたいところ。
更によく見るのは、女性一人をモデル風にして本気で撮っている人たち。
撮る側も写る側も本気です。これに関しては、写真学校として見習うべきポイントかもしれませんね。
確かに本校の留学生を見ていても撮られ慣れている人が多い気がします。関係あるかはわかりませんが。

更に話はまた少し逸れますが、みなさん雨が降っていることにお気付きでしょうか。
実は、私、雨男なんです。
私たちが成都に到着した頃には晴れていた空も、学生たちが移動して以降は分厚い雲に覆われて雨模様。
明日から広州へと移動する予定なのですが、天気予報を見たところ明日から曇るらしいです。
さらに思い返すは、昨年引率した8期生。
大阪港を出発する際には雨。韓国を出国して台湾に着くと雨。台北から移動した九份も雨。
その後、ベトナムで私が帰国した以降は割と晴れていたとか…
そんな訳で、昨日錦里でも雨、今回成都パンダ繁殖基地に着いた途端に雨でございます。

とは言え、そんなことを気にしても仕方ないのでパンダに会いに行くことにします!!

pfw140730_031.jpg

pfw140730_032.jpg

pfw140730_033.jpg

pfw140730_034.jpg

いない。パンダがいないのです。
雨のせい?私のせいなのでしょうか?

ん?

pfw140730_035.jpg

どうやら私のせいではないようです。
暑さに弱い夏場は、しっかりと管理された室内にいるそうです。
とりあえず一安心。私のせいでみなさんがパンダに会えないのかと思いました。

という訳で、気を取り直してパンダ様に会いに行きましょう!!

とそこには人の行列。
幸せそうな家族と共に、子供のような無邪気な気持ちで並びます。

pfw140730_036.jpg
pfw140730_037.jpg

そして、ご対面!!
と思いきや、写真を撮るには曇ったガラス・・・

pfw140730_038.jpg

なんということでしょう!!
みなさんにパンダ様をお届けするために自虐行為さながら来たというのに・・・

こんなことではいけません。他の人たちは手で水滴を拭うくらいですが、私は自分のハンカチを犠牲にしてでも撮影します!!

どうぞ!!

pfw140730_039.jpg

生まれたての赤ちゃんたちも間近で見ることができました。

pfw140730_041.jpg
pfw140730_042.jpg

こちらは運動場なのですが、どの施設よりも一番よく寝ていました。
いい汗を流した後だったということにしておきましょう。

pfw140730_043.jpg
pfw140730_044.jpg

パンダの他にも、レッサーパンダもいます!

pfw140730_045.jpg
pfw140730_046.jpg

スワンレイクでは、鯉や黒鳥にエサをあげたりもできます。

pfw140730_047.jpg

こちらもかなりの敷地面積。さらに道はアップダウンもあるため、一通り歩いて回るだけでも
軽くトレッキングをした気分になります。
雨も降ったため、湿気が多く一人で汗びっしょりでした。
そんなときは、こちらのバスを利用することをオススメします!
途中のバス停でおりることもできるので便利です。

pfw140730_048.jpg

そして何より、こういった観光地は「みんなで楽しく行くこと」を強くオススメします!!
以上、成都観光ガイドでした!

そして忘れてはならない学生たち。
少しずつ移動していて、現在はこのような状況になっています。
広大な国の中、学生たちのことを伝えられないのが残念ですが、それぞれのブログをご覧頂ければと思い
ます。

pfw140730_049.jpg