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2014年7月山下 海
好久不见
このFWの旅もついに9カ国目に突入しました。ほんとに早いものです。
僕は今2日間の成都での滞在を経て、雲南省は麗江(リージャン)に来ております。
ここはかつての納西(ナシ)族の王都であり、周辺には現在も納西族が多く居住しています。
実は僕はここ麗江で、ある人との約束があったのです。
それは、マレーシアでの撮影の際に出会った王(ワン)さんと再会すること。
王さんはマレーシア生まれシンガポール在住の70歳。
今でもバリバリ働く元気なおじいちゃんです。
(これはマレーシアでの写真)
なぜ麗江で再会することになったかというと、王さんは麗江にも工場を持っており、僕が7月に麗江に行くことを話したらわざわざそれに合わせて飛んできてくれたのです。謝謝。
今回は彼のアシスタントのアレックスくん(本名:王康男、昆明在住)も一緒に来てくれました。歳が近いから仲良くなれるだろうと王さんの計らいで引き合わせてくれたのです。
彼はまだ大学生で、現在王さんの下でトレーニングを受けています。3、4年後には王さんの会社で働かせるとか。ちなみに親子ではないです。
今回はその2人に麗江の旧市街、「大研古鎮」を案内してもらいました。
麗江と言えばここ!必ず行くべきところらしいです。
街の中は全て石畳。民族衣装を着た人が至る所にいます。
ところどころに納西族が使う象形文字「トンパ文字」が描かれています。
日曜日だったせいか、観光客が多いこと多いこと。しかし歩いているのは中国人ばかり。欧米人の姿は見かけませんでした。
高台へ上がると旧市街が一望できます。瓦屋根がどこまでも続いています。
最後には魚の鍋をたらふくごちそうしてくれました。
いろいろ旅してきて、いろいろなもの食べてきてるだろうからお腹を労りなさいと、わざわざヘルシーな料理を選んでくれたようです。
なんて優しいんだ!
好吃!
話は中国の話、僕の旅の話などから、マレーシアのときと同様、安倍晋三さんのダメ出しまで弾みました。
彼らと一緒に歩き、会話をし、一緒にメシを食べることで、中国に入ってからとても不安になっていた心もいくらか楽になりました。
そして言語学習欲にも火がついたのです。これからもっと勉強せねば。
またどこかで会えるといいなと思いながら一人ホテルへの帰路につくのでした。
さて、ちょっと一息もここまで。
それでは納西族の秘境、宝山石頭城に行ってきます!