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2014年7月鈴木 詩織

Day 118 / 184 カトマンズ6日目

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タメルの喧噪とは打って変わって、懐かしく感じるKhokana(コカナ)に通いました。鈴木です。

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滞在は変わらずタメル地区ですが、ラトナパークからバスで1時間弱。たった1時間バスを
走らせるだけで、ネパール語が通じなくなってしまうような田舎に来れてしまうことに驚き
すら感じています。
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ここコカナではおじいちゃんおばあちゃん相手には、書いてもらったネパール語も読めないそうで
話せるのもネワールの言葉だけだそうです。今回は泊まっているホテルのボス、ディペンドラさんに
付けてもらった、
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同じくホテルスタッフのラトゥクバルくん(21)と一緒に撮影をまわってもらっています。
文字が読めない方には通訳してもらったり、時には日本語を勉強中の彼に簡単な日本語を教えたり
しながら撮影をしました。

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そして今日は隣町のブンマティへ。
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隣町ですがこちらは家の間にも棚田が点在していたり、コカナではあまり見られなかった
伝統的な木工彫刻が使われている家屋もよく見られ、
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フレームだったり仏像などを制作する小さな工房が多く見られました。

ここは山に囲まれていて棚田があって、初めて来たのになんだか懐かしさを感じる私にとって、
とっても落ち着ける場所です。ここの人たちは、民族衣装を着て、手で田植えをして、そこに
住んでいる人ならお互いを知っているような、昔の日本のような田舎の風景があります。
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私自身、茨城県出身で今も茨城から学校に通っていますが山に囲まれて町があったり田んぼが
あるという風景が、地元茨城に、そして幼少時代の記憶に重なって始めて来たネパールなのに
どこへ行っても郷愁を覚えずにはいられません。
木々や植物と一緒に過ごすこと、当たり前の農作業、小川、そして近くに山。
そんな当たり前の風景も、ネパールに来るまでは当たり前でない日常ばかりでした。

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離れがたさすら、愛しさすら感じてしまう。
これは故郷への郷愁なのか、それとも。
また訪れてみたい場所です。