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2014年4月鈴木 詩織
Day 41 / 184 シェムリアップ10日目
シェムリアップ10日目、鈴木です。
今日は少しばかり写真について書いてみようかと。
今回はチェキについて。前に何の話をしていたかすら覚えていませんがね。
チェキは私にとって、唯一写真を始めた高校時代から継続して使っているカメラであり媒体
です。作品レベルになってくると、私が高校時代にそろえたカメラたちでは追いつけず、出発前に
さよならをしてきた所なのです。
持っているとトイカメラと同様な扱いを受けることがよくある、いわゆる”女子カメラ”という部類に
分類されてしまっているこのチェキシリーズ。しかし世の中にはそんな風に扱っていない人は少し
ばかりいて、私もそのうちの一人だとは思っているつもりです。
チェキと言えど、しっかりと作品になると思います。女子カメラになるか作品になるかはやはり
持つ人次第で、高校当時から持っていたものの私は女子カメラにはなっていなかったと思うのです。
というのも、私は写真を撮っていると淡々と撮っていく癖というかなんというか、があって
限られた機能しか持たない、きわめて簡単なカメラであるのにむしろ記録性が増しているような
気がするのです。
高校時代は写真を講評する場もなかったのでよくわからなかったのですが、今の学校に入っていわれた
“淡々としている”、”女子カメラ的でない写真”という言葉で、チェキで撮った写真への違和感が
ほどけた気がします。
当時から、チェキは女の子が使っているもの、という風潮的なものがありましたし、ただそれとは
違う仕上がりで出てくる写真たちに違和感を感じていました。決して女子的なものに近づけようと
していた訳ではないですが、自分も当時女子高生(自分でいうと何とも違和感がありますが)、必然的に
そういう風になってしまうものだと思っていたのです。
それが時間が経って、今は色んな役割を付加出来るにまでなりました。
枚数を気にしながら撮るのは少しばかり気を張ってしまって撮りづらくはありますが、それでも
楽しんで撮れる写真ほどいいものはないので、それでよしとします。