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2014年4月柳原 美咲

草むらの中の生活源

ベトナムのコットン100%!!白シャツを手に入れてご満悦な柳原です。




ベトナムの自由取材が始まった初日、欧米人だらけのバスに揺られること約4時間半、
世界遺産にも登録されているハロン湾にやってきました。
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農業に従事している人が7割以上いるベトナム。
参考までに、その様子を数字で表すと・・・
国土面積  日本 380万ha      ベトナム 330万ha
その内農地 日本 456万ha(12.1%) ベトナム 1084万ha(32.8%)
米の生産量 日本 840万トン     ベトナム 4233万トン
(参照:農林水産省HP, 2011年データ)




バスの窓から見える風景も、田んぼ畑が多いです。
なんだか地元の農道に似てるなあ〜なんて懐かしく思いながら、
心地よい揺れに幾度となくウトウト…。
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ハロン湾といえばクルージングなのですが、お楽しみは最終日にとっておいて。
ここ2日はホテル付近を散策してみました。
すると、入り江と言ったら良いのでしょうか?
観光客は一人もいない、穴場を見つけてしまいました!
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写真左奥にある屋根…。一体なんだろうと思い行ってみると、
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なんと地元のマーケット!
ここは入り口付近なのですが、中に入ってみるとかなり大きい。


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野菜、肉、魚介類、干物、総菜、駄菓子、CD.DVD、服、生活雑貨、美容室まで。
ここでな〜んでも揃っちゃいます。
その店の数、優に200を越えるのではないかと思う程!


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そして驚くのは、ほとんどの店の店主が女性だということ。
お客さんも女性!仕入れのトラック運ちゃんまでも女性!




ベトナム女性の労働人口が高い理由はベトナム戦争時までさかのぼり、
戦時中男性が戦地に赴き、その間女性が働いて家計を支えていたことに始まります。
その後も度重なる戦争に、女性が働くことは当たり前となりました。
今街を見渡してみても、決して裕福とは言えないベトナム。
GDPを見ても、日本との差は歴然としています。
要するに夫婦共働きをしなくては、生活が成り立たない場合が多いのです。




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貧しいけれど健気に働く姿は、数十年前の日本に重なるのかもしれません。






世界遺産へ向かう観光バスが行き来する大通りから見えるのは、
ただの草むら。
でもそこには、ベトナムの熱気あふれる生活の源がありました。


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そして・・・・明日は待ちに待ったハロン湾クルーズ!!!
少し羽をのばして、世界遺産をめぐる旅に行ってきます。
その様子はまた後日。写真付きでご紹介しますのでお楽しみに。