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2026年7月竹内 美光

日本写真芸術専門学校フォトフィールドワークゼミ20期生。約半年間アジアを巡り、撮影します。フィールドワークを通して人々と関わりながら、その土地で生きている人たちの姿や繋がりを感じていきたいと思っています。

インド🇮🇳ー6カ国目ー

インドはカラフルだ。街を歩けば目がワクワクするほどに。特にサリーは目を惹く。日本ではなかなかこんなにカラフルな景色は見られない。だからたくさんの鮮やかな色が広がるインドは、見ていてすごく楽しかった。

なぜこんなにもカラフルなのだろうか。
その理由にはいくつかの背景があるという。
一つは気候。インドの強い日差しの下では、淡い色よりもビビットカラーがよく映えて、本能的に好まれる傾向にあると言われている。実際に歩いてみると、その理由が少しわかった気がした。砂埃が舞う茶色い景色の中で、鮮やかな色彩がアクセントになり、輝いて見えた。
もう一つは、ヒンドゥー教の存在。赤は結婚や生命力、黄色やオレンジは神聖や知恵、青は宇宙や神性(クリシュナ神の肌の色)、緑は自然や新しい始まりなど、それぞれに意味が込められている。色は単なる装飾ではなく、人々の信仰や暮らしと深く結びついていることを知り、とても興味深かった。
さらに、インドは古くから染物の文化が発展した国でもあるそうだ。(インダス文明にまで遡るほどに古い)
こうした背景を知れば知るほど、インドの文化は奥深いと感じた。

その一方で、どうしても気になったこと。
街の汚さと人々のマナーだ。

ポイ捨て、立ちション、道端に唾を吐くことは日常的。列を堂々と抜かす人もいれば、車もバイクも人も我先にと進んでいく。仕事もテキトーと感じる場面も多々あった。
人口が14億を超える国だからこそ、生存競争のような環境の中でこうした価値観や行動が当たり前になっていったのかもしれない。でも、これらを簡単には受け入れられそうにもない。
だからといって嫌いになったわけではない。(かなりイライラしていたが)
なぜか、不思議とこのカオスさには魅力を感じてしまう。理由はよくわからないが、強い生命力のようなものを感じる。
このカオスを自分の目で見て、肌で感じられたことは貴重な経験だった。

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