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2025年7月梁 茉

フィールドワークネパール編|パシュパティナート寺院②

渋谷にある日本写真芸術専門学校フォトフィールドワークゼミの三年生中国籍留学生です。名前通り、このゼミは半年間に及ぶ海外フィールドワークという撮影研修を行います。180日間にアジアの国々を巡りながら「The Oasis」というテーマで写真を撮ってます。今はネパール🇳🇵!

寺院全体の構造や火葬の社会的構図をもう少し深く理解したいから、私はパシュパティナートに数回も訪れた。

この火葬場には、大きく分けて「一般用の火葬台」と「特権階級用の火葬台」が存在する。前者は川の中流側、つまり参拝客が多く行き交うエリアに設けられ、後者はそのさらに上流側、寺院本殿に近い一角に設けられている。火葬台の配置自体がすでに階級の象徴であり、ヒンドゥー社会における社会的ヒエラルキーが空間の中にそのまま表現されていることが分かる。

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