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2025年5月ヴァエリノロ ヴァン アン
Thailand:タイにベトナムのコロニアル建築?!
日本写真芸術専門学校フィールドワークゼミの留学生です。2025年の春から半年間、海外フィールドワークに参加し、アジアの10ヵ国を旅しながら写真作品を作ります。私のテーマは「旧植民地の現在のランドスケープ」です。
調べ続けても出てこないと分かっていたにも関わらず、ネットでタイにある植民地時代の影響を探し続けていたら、ある写真が何度も目に留まった。それは、ベトナムのフランス植民地様式の建物の写真だった。「なぜこんな建物がタイにあるんだろう? そもそもこれはタイにあるのか?」と不思議に思った。
驚いたことに、それは実際にタイにあった!🙌
場所はラオス国境近く、タイ東北部にあるTha Rae「ターレ」、サコンナコーンという町から車で30分ほどの距離に、古いキリスト教徒のコミュニティがある。
スケジュールと行き先の選択肢を考えた末、プーケットへ向かう前にサコンナコーンへ寄ることを決めた。たとえ写真撮影できなくても、バンコクのような大都市でもない、プーケットのように有名でもない場所に行けて、また違うタイの景色が見えたら良いことだと思った。
去年、マレーシアで行ったプレ・海外フィールドワークで、観光客のいない漁村を訪れたときの経験が、その旅の一番良かった所だったので、できるだけ地方の場所を選ぶようにを決意した。