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2018年9月八島 颯也
中国 天津から香港へ
9/7、天津での撮影もいよいよ大詰めとなりました。
夜な夜なこの世な場所に訪れては撮影を繰り返します。
正直、心細いです。
テーマ上、ビルの屋上などにこっそり登って撮影することもありますが、この日は警備員に見つかってしまいこっぴどく怒られました。
しまいには警察を呼ばれてしまったので身分を証明して、そそくさと退散します。
そして数日後、空港で簡単な朝食を済ませてから飛行機に乗ります。
行き先は香港。中国国内ですが、国境(のようなもの)があります。
中国本土ではビザの関係で14 日以上の滞在ができませんが、香港へ一度出るとカウントがリセットされます。
香港到着後、ホテルへチェックイン。
同じ中国とはいえ、雰囲気が天津とは全く異なります。
街の作りや電車、車に至るまで全てに違和感を覚えます。
さらには日本と同じく左側通行だし、通貨も中国本土の元ではなく香港ドル。
香港人たちは皆、英語が話せます。
これまで英語が全く通じなかった場所にいたので一気に快適な生活が訪れます。
そして
10階と高層階の部屋だったので窓からの撮影を行いました。
右に写ってる格子は自力で外しました。
10徳ツールはもはや必需品となっています。
とりあえず香港まで来たので久々の日本食、ラーメンを摂取します。
さすがは大都会。美味しい。
ここ香港では私の尊敬して止まない、ピーター・ビエロブロゼスキーや独自の視点で都市を観察したマイケル・ウルフなど、数多くの作家たちが撮影をしました
ここでは被写体に寄った写真がたくさん撮れます。天津ではランドスケープ中心でしたが、香港ではスナップ的な要素を含む写真が撮れそうです。
しかしながらここに滞在できるのは僅かに4日間。これは大変な撮影になりそうです。
7/15、香港からほど近いマカオまで行きました。
マカオのGDPは世界の中トップレベルに入り、平均寿命の水準も同じくトップクラス。市民には毎年10万円ほどの現金支給が行われ、教育や医療にかかる費用も免除されている。
その財源のなるのはカジノ産業で東洋のラスベガスと呼ばれる場所です。
ここへは香港から船で1時間ほどで着き、日が落ちた夜8時ごろ行ってみることにしました。
ここでマカオ経済に貢献するとしましょう。