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2018年8月13期生引率スタッフ
145日目/Nanjing CHINA
皆さん、こんにちは。
南京を訪れた大きな理由は、山口さんの取材に同行すること。です。
その山口さんが、ハルビンから南京に移動してきました。
山口さんの撮影テーマは『虐殺の起きた場所を周り、撮影してきます。』
私も前回のブログで記載しましたが、ここ南京は日中戦争時の首都で、激しい攻防戦が繰り広げられ、たくさんの死傷者が出ました。
別々のホテルに泊まっていますので、待ち合わせ場所を「南京大虐殺記念館」(中国名称/侵華日軍南京大屠殺遭難同胞紀念館)にしました。本当は見学したかったのですが、休館日だった為、改めて来ることになりました。
最初に向かったのは、「莫愁湖公園」山口さんが読んでいる小説本の中にも出てくる場所だそうです。
残念ながら工事中で、これより中に入ることが出来ませんでした。
移動中も次のロケハン場所のチェックに余念がありません。
駅に着いたら大粒の雨が...。でもロケハン続行です。
ここは、日中戦争の時、小学校があったそうです。
どんどん中に入っていきます。人は誰も居りません。
次は大学の跡地を探しに場所を移動しました。
PLYMPUS TOUGH TG-5でも撮影していきます。
詳しい場所は現地の方々に聞いてみます。
英語が通じないことが多いので、翻訳アプリをつかったり、筆談したりして情報収集です。
この場所は、時間が遅くなってしまったので、再度訪問するとの事。
翌日
「南京大虐殺記念館」の見学へ
朝から多くの方々が訪れています。
じっくり展示品を観ています
昨日撮影に行った小学校も紹介されていました。
ゆっくりと、しっかりと撮影しながら情報収集しています。
他の見学者の3倍以上は時間がかかっていました。また、情報量が多く処理しきれないとの事で、また後日見学に来ることのなりました。
最後は『和平像』を撮影しました。日中戦争のような時代を繰り返さないために、一人ひとりの意識が大事だと思いました。
また、現在も続いている世界の紛争が1日も早く終わることを願ってやみません。
山口さんの作品は、帰国してからしっかり観たいと思います。
山口さん、ありがとうございました。引き続き頑張って下さい。
-OLYMPUS OM-D E-M1 MarkⅡで撮影 –