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2018年8月南園 彩音

セーノ

お久しぶりです!

今回は内モンゴル自治区での食文化について少しお話しします。

 

モンゴルといえば羊!

私は今までローカルフードを避けてきましたし、

あの独特な臭みが苦手ですが、

郷に入っては郷に従え

ということでこの9日間、羊を食べてきました。

 

中心地では、食べ慣れた味付けのものが多かったのですが、

羊鍋は少し臭みを感じました。

内臓の方が以外と食べやすいかも…

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私が中心地にいたのは数日のみで、

あとは草原の遊牧民のいるゲルで過ごしました。

ちょうど親戚の集まりがあったシルさん御一家に同行させていただきました。

 

親戚一同が集まるのは、遊牧民が時間のある夏が多く、年に数回だそうです。

そしてモンゴル人にとって、羊肉を振る舞うことが最高のおもてなし。

そのため、私は羊の屠殺を2回見る機会がありました。

そのことについては次のブログに書こうと思います。

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その日の朝に仕留めた羊が、お昼に出されました。

見た目がインパクト大!!

すごく勧められたので少しいただきました。

「それは胃袋だよ」

「それは肺」

と皆さん教えてくださるのですが、

屠殺を見た後だったので、かなり刺激が強かった…!

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これ、いわゆるミルクティーではないんです。

ツァイという、黒茶に塩とバターを入れたもの。

その中に羊肉や手作りのチーズ、

いった粟などを入れて食べます。

ご飯がわりでもあり、お茶でもある。

日本の味噌汁みたいなものだよとおっしゃっていましたが、

味噌汁は1日に何十杯も飲めません。

お茶の消費量、ハンパないです。

一家に一台保温ポット。必ずありました。

 

日本に留学経験のあるシルさんは、

麦茶に牛乳と塩を入れて代用していたそうですよ。

羊肉も調達して食べていたそうです。

毎日欠かせないものなんですね。

 

日本でも毎日欠かせない食べ物ってあるかなあ…