BLOG

2018年7月八島 颯也

インド グルガオン 3

グルガオンでの投稿も3回目となりました。

なぜ投稿数が多いというと筆者は熱中症気味で体調が悪く、やる事がないのです。

熱中症はスポーツドリンクで経口補水を行うのが必須ですが、ここはインド。

そんなものありません。(ゲータレードは見かけましたが売っているところは数少ないです)

 

そんな訳で今日は緊急時の対策ご紹介します。

まず、熱中症は4つの種類の症状の総称なのですが

熱失神

熱痙攣

熱疲労

熱射病

と4種類に分類されます。

それぞれ症状は異なり

 

熱失神では体温の上昇に伴い血液循環量が増え、一時的に血圧が低下します。

その為、脳に十分な血液が送られず酸欠状態となりめまい、立ちくらみ、最悪の場合、意識喪失などの症状が現れます。

 

熱痙攣では熱により大量に発汗します。この時に汗に含まれる水分と電解質(ナトリウム=塩)が失われます。

塩分には筋肉の収縮を調節する機能があるのですが、これが不足すると筋肉が痙攣を起こします。

 

熱疲労は脱水によって発生します。熱により体内の水分量が低下すると脱水状態となります。

この状態が続くと、頭痛嘔吐なのの症状に見舞われます。

 

熱射病は体温上昇により中枢機能に影響を及ぼし、体のふらつき意識障害を引き起こします。

 

さて熱中症の対応策ですが、屋外や高温な場所にいる場合、まずは涼しい場所へ避難します。

そして失われた水分と塩分を補給します。

お茶やコーヒーは利尿作用があるので避けてください。

日本ではOS-1(経口補水液)やスポーツドリンクが好ましいですがFW中で手に入らない場合、水に塩と砂糖を混ぜて飲みます。

水1Lに対して

砂糖16g(小さじ4杯)

塩3g(小さじ1/2杯)

多少の誤差があっても構いません。

ホテルならコーヒーと一緒に砂糖が置いてあるし、塩も難なく手に入るでしょう。

 

僕はホテルの砂糖とおみやげ屋さんで手に入れた岩塩を溶かして飲んでいました。

事前に粉末状のポカリスエットや塩分が取れる飴などを用意しておくとスマートです。

そして熱中症では鎮痛剤や風邪薬は飲んではいけません。重篤化する恐れがあります。

 

これらはあくまでも緊急時の対応です。

自力で塩分が取れない場合意識が朦朧とする場合少しでもヤバいと思った場合、すぐに病院へ行きましょう。

 

そんなこんなで2日間、ホテルで安静にし、見事復活を果たしました。

明日はグルガオンからジャイサルメールへ移動です。

ではまた。