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2018年6月山口 宗一郎

マレーシア四日目

こんにちは。

今朝、国道沿いを歩いていると道端にはポツポツとコウモリの死骸が。

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カンボジアのバッド・ケイブでさえコウモリの死骸を一度も目にしていないのに、小柄なコウモリがこんなに道に転がっているのは、なんだか奇妙な気がします。

今日は、長い1日でした。林さん宅に伺うと、まずKemayanという町にご飯に連れて行ってもらい。そのあとは先日お世話になった林おじいちゃんに近くのスンガイ・ルイを散歩しながら紹介してもらいました。

言葉がほとんど通じないので、「ここ撮るんだ。」「さぁ行くぞ。」というジェスチャーだけでしたが、面白いひと時でした。

そのあとは、現村長である林さんに連れてもらってスンガイ・ルイ村の内側を紹介してもらいました。

この地域は丘陵地。少し大きな山がポツポツと見えるぐらいで、あたりを見渡せる場所へ行くにはいくつかある山のどれかに登って開けた場所を探すしかなさそう。

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山道を登って行くと、あたりではゴムの木がたくさんあり、天然樹脂を集めていました。

木の皮を剥いで流れを作ったあとは放置してカゴにためている様子。こんな景色はずっと続いていて少しするともう興味がわかなくなってきましたが、帰り際に見た木は皮の剥き方がとても綺麗でした。それぞれに顔ができたような、もしくは顔が浮かび上がったような違いがあります。

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山道を登った先には大きな岩が転がっている場所があり、いい眺めを探して一つ一つ登っていました。

林さんにはなんでこんな危ないところに登りたがるのかと少し呆れられた顔もされましたが、私にとってこんなに面白そうなものを放っておくなんてできるわけがないじゃないですか。しかもあたりはジュラシックパークのような世界で、こんなにも親切にしてくれる人がそばにいて、楽しみを一つも逃すわけにはいきません!

そして山を下ったらもう一度山登り!

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林さんの友達のアフーさんと出会い、滝があるとのことでついて行くと、小川を遡ることに!

靴は濡れるから脱いで行くというので最初は抵抗感がありましたが、二人はさっさと脱いで行ってしまうのでここは飛び込むしかありません!普段、靴を履いていても危なそうなところを裸足でいくのですから普段よりも注意力が増していたと思います。

なるべく後ろをついて行くようにして、前の二人がふみ鳴らした場所をたどってついて行くと小さな滝がありました。

目的地はそれほど大したことはなかったですが、道中足の裏で感じた土のもろさ、水の冷ややかさ、苔の滑り、草の柔らかさ、太い茎の硬さ、木の丈夫さ、などなど普段感じにくいものをダイレクトに受けて、自然の姿を堪能してきました。

ちなみに写真の右側に移る黒い筒は、滝から流れた水を下流にある休憩所?まで運んでいるものです。

この天然の水を私もいただきましたが、とても美味しかったです。後で腹を下すなんてこともなく、普通に飲めました。

この水を使って料理や炊事をしているんだとか。生活に必要不可欠な天然資源ですね。

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そして、その休憩所には猿が3匹。なんでいるのか聞くと、誰かが山で捕まえてきたんだとか。

哺乳瓶をくわえて、毛布で自分を隠そうとしているところなんてとても可愛かったです。そして、檻から出してもらえるとそこらへんを元気に飛び跳ねていました。

また、ラマダン明けということでトラディッショナルフードを振舞ってもらいました。

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鍋で煮込んでいるのは、お米をバナナの葉で包んだもの。Kutupatという名前らしいです。

これをスプーンでほぐしてカレーをかけたりココナッツとピーナッツのふりかけと一緒に食べるんです。

いや、カレーは辛かった。ふりかけはすごい美味しかったです。カレーもうまいんだけど、、、舌が限界を迎えそうでした。

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そして最後に撮影地に戻って警察官に見守られながら撮影をしていました。

いや、見張られていたの間違いかな?

ともかく、最後は笑顔でさようならをしたので問題はないでしょう。違法なことをしているわけでもないので、馬鹿丁寧に受け答えしていれば問題はないです。今のところ金をせびられるなんてことも起こっていません。

用心はしていますよ。声をかけられるのがわかっていれば、こちらから先制攻撃と言わんばかりの挨拶をかましてやります。

今のところこれでなんとかなっています。まぁ、関わらないに越したことはないですけどね。

今日は、こんなところでしょうか。明日も早いのでさっさと寝てしまいますね。

 

今回は、ここまで。

お読みいただきありがとうございます。

また次回の記事をご期待ください。

山口より。