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2018年6月石坂 佳祐

我が祖国 じゃぽん

 

我が祖国日本に一時帰国

思い返せばとてもとても長かったが実感としては一瞬の出来事のように感じる。

 

『ここに住んでたんだな』と思い返していると、うるさい筈の渋谷の街を1人で歩いている感覚があった。帰国後初めての歩いたスクランブル交差点は閑散としていた。聴こえる音は電車、車、重機達が重い図体を動かす音が辛うじて私の意識に届いてた。あの時ハチ公前にある大きなモニターから流れるコマーシャルは完全に聞こえてなかった。人が話す事で発せられる雑音さえも私の耳には届いてなかった。私がはっきり聞こえたものはただ一つ。私自身の心の声。今思うと色々なことを感じ内側に入っていたんだなと思う。

 

あっ。そこで思ったことがあり『いつも通り』って言葉の良さを痛感した。目で見るもの音で感じるもの、私の周りにあるものの全てがそのままだった。普通や日常がいかに大切でいかに幸せかも分かった。はぁ。2週間もすれば愛しき日本となってしまう。帰ってきたかったけど帰りたくなかったな。

 

 

そうそう話が変わってしまうが私は実家に住んでおり、毎日そこから学校に通っていた。そして一時帰国した時に『お家問題』と『通学定期問題』に直面する同級生がいた。『お家問題』とはなんぞやと。ずばり、お家が海外に行く事により無くなってしまっている人達の問題だ。私は元々実家から学校に通っていたのでこの問題には直面しなかったのだが『通学定期問題』には直面した。私の実家は湘南『茅ヶ崎』にあり往復で二千円以上もかかってしまう。その上約2週間のうちに学校に行かないといけない日が6日もある。となると定期を買った方が安上がりなのだが、これまた厄介な事に私達フィールドワーク生達は学生証をまだ貰って無いのだ。むむ。どういう事かを説明するとフィールドワーク生達は学年的に2年生の後期ギリギリ、つまり3年生を迎える前に海外に出るのだ。なので3年生になってからの学生書は一時帰国した後に学校で新しい学生書を発行して貰わないと手に入れることが出来ないのだ。そんなこんなで新しい学生書を手に入れて定期の購入へ。

 

最寄りの『香川駅』から学校のある『渋谷駅』まで2通りの行き方があり、どちらも魅力的なのだ。相模線(未だに手押しだし単線で本数も少ないぞ)で茅ヶ崎駅まで出てそこから東海道直で渋谷に行く方法。これは乗り換えの手間がなく長い距離を移動する私にとってはとてもストレスがない移動ルートだ。方やもう一方は、横浜で東急東横線に乗り換えて渋谷に行く方法だ。冬時の東急東横線の車窓から入る16時辺りの夕日がとても好きで乗る度に心踊ってしまう(特に多摩川辺り)。悩んだ末、美しい夕日を求め東急東横線経由の定期を購入した。だか買ったあとに気付いた。気付いてしまった。今は冬じゃないと。出発前の印象に引っ張られすぎてしまってた。あれから(出国から)二ヶ月半もたったのだ。そりゃ日本も変わりますわ。まぁ何でもいいでしょう。

 

そう言えば日本にいると何だか色々考えしまって寝れませんね。1番びっくりした事は前半最後の国インドネシアでは6時頃から明るくなるのに対して日本は4時頃から明るくなってきててびっくりしました。寝る前に過去のことを振り返ってたんです。でも気付いたら明るくなっていました。そんなことで寝る事に。

寝る前の時間です。

 

起きたあとの時間です。

 

このカレーうどんが堪んなく好きなんですよ。至福のひと時ですな。

 

学校に行きブログを書いてたら

兄貴が歩み寄って来て私の写真について

思う事をお話してくれました。

いいクラスメイトに恵まれたものですね。

 

 

 

なんか

帰国して文章を書いていたら

深みにハマってしまってこんにも長くなってしまいました。

最後までお付き合い下さいましてありがとうございました。

 

最後に

奥先生が私なんかにジュースを奢ってくれたので明日は雪になるかと思います。

徐々に暑くなり奥の方にしまってしまった厚手の服ですが

明日に備え出した方がいい事をここに記しておきます。

 

では次のブログ『空を仰ぐ』でお会いしましょう。