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2017年7月舟橋 佳汰
昼夜のガンジス川
こんにちは。こんばんは。舟橋です。
今日は夕方までゆっくーりしてからマニカルニカー・ガートの方へ行きました。
火葬場です。ここでは写真撮影は禁止なのでどんなところか見せることはできませんが、どんなところかは行って見たら一番いいと思います。
実際に死体が焼けているのを見て、その煙を浴びたりしてしばらくそこにいました。
普段見ることのない風景だし、神聖な場所だという意識からかなんともいえない気持ちになりました。
次々に運ばれてくる遺体に、焼けた後を食べようと集まっている犬や牛、羊がいたり、見物人やそこで働いている多くの人がいたりしてうまく表現できないですが、そこでしか見れない風景がここにはあります。
ネットの情報によるとまき代を要求されたり囲まれたりとか危ないみたいですが、僕が行った時は普通に安全?でした。
場合によるかもしれませんが、バラナシに来たら来てみるといいと思います。
火葬場をあとにしてご飯を食べに行こうとしていると(今思うと火葬場の後にご飯、、)おじちゃんが寄って来ました。
手を差し出せってジェスチャーしてきたので渋っていると、強引にマッサージが始まってしまいました。
インド人のこういう時の強引さにはいつも負けてしまいます。
お金を取られることを覚悟しながらそのまま流れに身を任せました。
意外と気持ち良かった。。その場で急にやり始めるもんだから色んな人から見られるし、他の商売人が集まってくるやらで少し嫌でしたが、まぁ結果的にはオッケーかなって感じです。
100ルピー要求されましたが、頑なに50ルピーと言い張り、勝ちました。
やっとこういうお金のやり取りにも慣れてきた気がします。
元から気が弱いので押されると引いてしまうんですが、ちょっとはマシになったのかなと思います。
おじちゃんと別れるとグーグルマップで出てきた日本食のレストランに行きました。
グーグルマップで調べていたのにも関わらず、どこの道を入るのか全くわからずかなり迷ってしまいました。
本当に自分の方向音痴さには呆れます。
地図が苦手だし、道や場所を覚えるのも苦手です。どうしたものか。
やっとこさたどり着くと、日本人の奥さんがいらっしゃいました。
インド人の旦那さんと結婚して15年もインドに住んでいるそうです。
奥さんの話だと、バラナシは比較的安全らしく、デリー以外のインドは思っているよりも危なくないらしいです。
デリーはどこに行っても危ないらしいですが。
その話を聞くと確かにバラナシはなんとなくゆっくりとした時間が流れているような気がします。気のせいかもしれませんが。
親子丼。とても美味しかったです。日本で食べる味と同じでした。
また日本の味が味わえるなんて思ってなかったですし、インドに来てこんなに日本食が食べれるとは嬉しい限りです。
お店を出るとき、ガンジス川で「プジャー」という礼拝を行っていることを教えてもらったので、ついでに見に行きました。
すごい人です。まるでお祭りのようでした。
どでかい音楽に合わせて人々が手拍子をし、前の方では踊っていました。
これが礼拝の儀式なのでしょう。雨の中たくさんの人々に混じってこの光景を見ていると、なんだか楽しくなってきます。
もちろんお祈りをしている人や、手を合わせている人もいました。
この礼拝は毎日やるらしいのでもっと早く知っていれば良かったなと思います。
自分の身近でこれが毎日行われていたら1日の終わりが楽しくなりそうです。それくらいエネルギッシュで元気になるような雰囲気でした。
明日でバラナシともお別れです。
夕方の飛行機でデリーに向かうので、その前にまたガンジス川の方に行って見たいと思います。
インドに来てからナンが好きになりました。
ホテルのレストランでガーリックナンを頼んだのですが、ニンニクが刻まれてそのまま入っていたので、それはさすがに食べ切れませんでしたが、バターナンとかチーズナンとか色々あって美味しいです。
また食べたい。
それではまた。