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2017年4月舟橋 佳汰
トゥクトゥクに乗って
こんにちは。こんばんは。舟橋です。
昨日と今日、同じトゥクトゥクに乗って少し遠くまで行ってきました。
昨日はキリングフィールドに、今日はシルクアイランドというところです。
キリングフィールドは一度学校の授業で映画を見ていたので、どんなところか少しだけ知っていました。
今から約30年前にカンボジアの人口の約3分の1、300万人が殺された場所です。
そんなに昔でもない時代に今では考えられないことが起こったなんて想像がつきませんでした。
だからこそ実際に行ってその場を目にできたことは貴重な経験だと思いました。
入園料が日本語の音声解説付きで6ドルです。
首にぶら下げてそこからヘッドホンを通して聞けるようになっています。
その解説があるおかげで、回りながら詳しいことがわかるのでとてもありがたかったです。
この木をよく見てみるとギザギザがあるのがわかると思います。
これに首を押し付けて切り裂いたそうです。想像しただけでもおぞましいです。
実際触ってみるととても硬かったです。
この池の下にはまだ遺骨があるそうです。
ほとんどが水没してしまっているそうです。それを知らなければただの池にしか見えないですよね。
ただの池にしか見えないからこそ、事実を忘れずに伝えていくことが大事ですね。
これが慰霊塔です。この中にはたくさんの骸骨があります。
靴を脱いで中に入ることができました。
本当にたくさんあって信じられないくらいです。
でも実際に目の当たりにしてみると、300万人という数を理解することができました。
途方も無い数で頭では理解できても実感することができないでいたのですが、これを見て少し実感できました。
ほんの30年前にこんなにもたくさんの人が虐殺されたという事実は、この先もずっと忘れてはいけないことだと改めて思いました。
僕があげたこと以外にももっと多くの事実を知ることができるので、カンボジアに行く機会があればぜひ行って見てください。
キリングフィールドについても映画などで知ってもらえたらと思います。
話は変わって、シルクアイランドについて書きたいと思います。
シルクアイランドはプノンペンの市内から船に乗って行きます。
島?中洲?のようになっているところです。
キリングフィールドに連れて行ってくれたトゥクトゥクと待ち合わせて、トゥクトゥクごと船に乗ってそのまま文化村みたくなっているところに向かいました。
島内にはそこら中に牛がいました。こっちの牛は白いです。でちょっとコブがある。ラクダみたいです。
文化村に着くと1ドル払って中に入りました。
中ではおっちゃんが絹の製法について色々と説明してくれました。
なんて親切だろうと思っていたんですが後でちゃんとチップを渡しました。トゥクトゥクドライバーが渡した方がいいよーみたくジェスチャーしてきたので、、そういうもんなんですね。
今更ですが、シルクアイランドと呼ばれているのは絹が有名だからみたいです。
こんな風にカイコがいっぱい。
小学校で飼っていたのを思い出しました。懐かしい。
カイコ20匹から1本の絹糸ができるみたいです。
カイコには外側と内側で2種類の糸ができるみたいで、使われるのは内側の方だと教えてくれました。
外側は白色で内側は黄色でした。手触りも外より内側の方が柔らかかったです。
さっきので20匹のカイコから1本の糸にしたら、今度はそれを細い棒に巻いていきます。
この方、流石慣れているようで、巻いていくのがめちゃくちゃ速かったです。
そしたら今度は、この写真の方が右手に持っているやつにさっきの細い棒を入れて、それを糸と糸の間に右から左にびゅんとして左手に持っているやつをがしゃんとします。
足も使いますが説明しづらいので言いません。ここまでの説明でもう全力なので、、。
模様がちゃんとあります。すごいですよね。こんな模様が作れるなんて。
これがオリジナルの色だそうです。綺麗。
模様は写真の左側の糸でぶら下がっているやつに仕込まれているみたいです。
これを順番に変えていくことで模様になるそうです。またもすごい。
シルクアイランドというから島全体を見ていくもんだと期待していたのですが、文化村だけで少しがっかりしました。でも、ここだけでたくさん驚いて知ることができたので満足です。なぜか中には猿とか鳥とかいたし。
ハンモックもありました。前々から思っていたんですが、ハンモック家に欲しいです。
楽しくなるもんですね。
そして水が大きい。
今回は普段より写真が多くなりました。
説明をしたかったもので。と言った割には分かりにくいかもしれませんが。伝わるといいです。
さて、明日はどこに行こうかな。
カンボジアがちょうどクメールでの正月の時期だったので大体の店が閉まってたのですが、やっとレンタル屋さんが開いたので自転車にでも乗ろうかと思います。
どこかしらに行ってきます。最近ディズニーに行きたいなーと思うことが多いです。
それではまた。