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2016年12月小山 幸佑

No Back Land

お久しぶりです。小山です。
 
 
この時期になると「今年は本当にあっという間だったなぁ〜」だなんて毎年のように言っていますが、2016年は過去最速の1年間でした。半年ものあいだ日本に居なかったこともあり、その部分がごっそり抜け落ちているような。PPAPに今更ハマり、どうしてSMAPは紅白出ないの?なんて抜かしていた浦島太郎状態もだいぶ治って来た今日この頃。もうすぐクリスマスが来て、冬休みが始まります。

去年のこの時期はもう毎日FWのことしか考えられなかったよねぇ、なんて11期の間では話題になりますが、ということは、来年出発する12期の5人は今まさにその状態ということ。彼らの出発がもうあと3ヶ月後に迫って来ました。なんてこった。やっぱ早すぎるよ今年は。
 
ということでつい先日、
FW12期の授業に11期有志数名がお邪魔し、あんなことやこんなことを直接お話しして来ました。

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同じ学校に居ても意外と接点の少ない上下級生同士が交流できたことはとても良い機会でした。
 
撮影テーマ、機材、移動手段、言葉、安くて良いホテルの探し方、事故事件、病気、食べ物からお金の話まで、
ちょうど1年前、彼らと同じ不安と期待の中で過ごして居た生徒の目線だから語れる話をしたつもりです。
彼らの漠然とした不安が少しでもクリアになっていればと願います。
  
 
…っていくら人が願ったって話をしたって完全に払拭される訳はありませんよねぇ。だって、「東南アジアを周る」だなんて、ものすごい大冒険に思えます。帰国後も実際「11カ国を半年かけて周って来た」なんて友人知人に話すとものすごく驚かれます。凄いね!!って。振り返れば確かに、大冒険ではあった気がします。でも本質はそこではないのです。ただ行く、行って来たということだけが決して凄いことではない。今は航空券とちょっとのお金と時間があればどこへでも行ける時代なのです。ましてや学校や引率の先生方のバックアップがあります。それを存分に受けていたイチ生徒の立場であえて言えば、旅そのものは「別に大変じゃなかった」ですよ。心配ないです。
 
FWの旅には写真を撮りに行くという明確な目的があります。うまく行く日ばかりではないです。心が折れそうになることもあります。ありました。でも逃げられない。このままでは帰国できない。落ち込むだけ落ち込んだ後できっとそう思うはずです。それはただ放浪する旅行ではなく写真という目的がある旅だからこそ、です。自分と向き合わなければならない時が必ず来ます。どこかの国の狭くて汚いホテルでたったひとりで。その時間こそがかけがえのない財産です。その時間のために様々な人々が助けてくれ応援してくれているのです。
 
とまぁ、ほぼ鈴木先生の受け売りですが、本当にそう思います。12期の彼らもこれからきっと自分自身でそれを経験して、帰国する頃にはこのことが身に沁みて分かることと思います。
 
 
交流会を企画して頂いた五十嵐先生、ありがとうございました。

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ブログをご覧のみなさま。
僕らもそうして頂いたように、彼らへ応援宜しくお願い致します。
 
Enjoy troubles!! 頑張ってこーい!