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2016年11月涌井 駿
狼煙の行方い
帰国報告会が終わりました。ご協賛いただきましたオリンパス株式会社様、株式会社ピクトリコ様、ありがとうございました。そして友人、家族、先生、多くの人の支えがあったからこそのFWがあったし、素敵な報告会ができたとおもっています。ありがとうございました。
帰国してからの慌ただしかった日々ににひとつピンを打てたような気がします。(ピリオドではない)そのピンが続いて行けば良いなと思いますし、そうやって年輪のように大きくなって深みのある男になりたいです。暖炉で焚いたらしっとりとこくのある匂いを出す煙のようになりたいです。
そう言えば友達の家にいったらサウナがあって蒔きを焼べて石に水をかけて蒸気をだして蒸されことがありました。汗をかいて、水を浴びて、汗をかいて、水を浴びての繰り返しなんですが汗をとてもかくんですね。人より代謝がいいのですぐ汗をかくのですがたまに汗が出過ぎてしまってるなと感じる時があります。肌にも気持ち的にもいいんでしょうけど僕の場合、悪いものがちょっと出され過ぎているんじゃないかと感じてしまいます。清潔くなりすぎてトンチンカンな事をしてしまいそうになります。足が軽やかになり、煙草を吸うのをやめたくなり、お酒が口から遠くなりすべて健康的になり過ぎてしまうんじゃいかとそう思います。いいものだけを集めるのもいい気もしますが、少しは遊び心というかスパイスとして身体にもなんにでも欲しいいんじゃないかなと思います。
最近は自分の写真を編集しているのですが見れば見る程自分の写真が自分の元から離れていってどこか遠くの出来事だったかのように感じてしまうことがあります。まるで映画のエンディングとでも言いましょうか、いつか消えて無くなってしまうのではないかと感じてしまいます。「おわり」と言う文字が下から流れてきはすっと消えていきそうです。なぜそんな風に感じるかは分かりません。
花について。僕自体はあまり花束をもらうことはありませんが花をあげることはします。一輪であげたり束であげたり、家に買って帰ったり。きちんと終わりがあるのが「いいんだろうな」と感じます。花が咲いて枯れて。枯れたら終わりと言うか一種の生から死までを見ているようで不思議な気持ちにさせられます。葉や花びらがぐったりしていきバニラアイスのように溶けていくようにも見えます。葉も花びらも重力には逆らえないのか暑くてうだっているのか首を曲げて疲れているようにも見えます。きちんと水と水切りをしてないせいかもしれません。けれどなんだか花って少し寂しく感じてしまいますね。話せるならなんて話かけてくるんでしょうか。僕の家にいる花は「タバコガケムイヨ」なんて言いそうです。