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2016年8月久保 勇人
in China
3/18日に日本を旅立ってからあっという間に月日は流れ行程最後の国、中国もあと数日で終わりです。
僕の作品の集大成ともいえる中国に入り、まず始めに香港へと向かいました。
香港の国土面積は約東京都と同じ、そして世界有数の人口密集地です。今まで訪れたどの都市よりも高層ビルが密集していて、街の雰囲気に圧倒されてしまいました。150年以上のイギリス植民地の歴史を全く感じさせないほど、無機質な建物で溢れかえっています。目の前に被写体が広がっている高揚感と都市から受ける圧迫感を同時に感じ、少し頭がくらくらしました。。
香港初日、僕のブログでも度々登場する富永諒くんのお父さん富永廣海さんが日本料理をごちそうしてくれました。一つ一つの話はとても面白く、人生のことや社会人として生きて行くことなど真剣に話していただき、とても勉強になりました。30年間海外で働いている親父さんの背中はとても格好良かったです。
廣海さんありがとうございました。
美味しい食事をごちそうになり、パワー全開で香港の撮影に挑んだのですが、なかなか切り口を見つけられず苦戦….. 自分の力不足を痛感させられる結果に終わってしまいました。こんなにも理想的な都市でなにもできなかった自分にとても腹が立ったので、フリー期間の再撮影でリベンジしたいと思います。
次に中国最大の都市、上海に移動してきました。
中華人民共和国建国後、中国の経済発展を牽引してきた大都市です。戦前には列強の租界地として発展していたこともあって、当時の古さと経済発展による新しさを包容している面白みのある都市でもあります。写真は上海を象徴しているとも言える金融街。
上海ではフリー期間の撮影に向けて人との繋がりを多く作ることを目標に撮影しています。
そして、上海で写真活動をしているFW7期卒業生の長山萌さんの協力もあり、三日目にして沢山の方と知り合えることができています。初対面の僕に対してみんな親切に接してくれて本当に感謝です。
左の写真、真ん中の時文佳さんが「僕は他人に優しくされなくても、僕は人に優しく接し続けるよ。そうすれば絶対幸せになれる」と言っていました。仏のような人です。
お世話になった人達みんなへ。シェイシェイ。
残り2日。