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2016年8月11期生引率スタッフ
130日目ラオス・ビエンチャン/Day130, From Vientiane, Laos
中国・上海より引率 古市です。
本日はラオス・ビエンチャン校外にある「ホアイホン職業訓練センター」
http://www.houeyhongvientiane.com/
に伺ったその時の様子をお伝えします。
「ホアイホン職業訓練センター」は日本写真芸術専門学校の姉妹校である
日本デザイナー学院の校長 野口朝夫先生の奥様によって設立されました。
女性が染織技術を身につけ、経済的に自立することで、ラオス社会における
男女平等を実現することを目的とし、設立されました。
伝統的織技法、自然染色、縫製の訓練をおこなっています。
一般の方でも見学や体験ができるということでしたので、施設の見学と染色
体験をさせて頂きに、ビエンチャンに滞在している冨永くんと一緒に伺いました。
センターはビエンチャンの市街地から約8キロ離れたホワイアン村にあり、緑に
囲まれた静かで落ち着ける素敵な場所です。
昨年同様に日本人スタッフ富田さんに案内して頂きました。
我々がこの日体験したのは染色体験でした。
センターでは訓練のほか、糸の染色、その糸を使用して職人さんが織物を制作等をしています。
織物制作と染色の作業を見学・撮影させて頂きました。
染色の材料は全て天然のもので、「マリーゴールド」、「マンゴスチンの殻」、
「タマネギの皮」「虫の分泌液」など、様々です。
材料によって様々な色の糸が仕上がり、間近で見る糸は存在感があって、
とても美しかったです。
何本もの糸を操り、難しい模様の織物を一つ一つ手作業で制作している様は職人そのものでした。
辛抱強く時間をかけて、真剣に染色の作業や織物をしているその様子を
見ているのは、とても心地良いものでした。
今回も突然の訪問にも関わらず、富田さんに大変お世話になりました。
富田さんは日本でアパレルの仕事をしていて、様々な経緯があり、今現在は
こちらで働いていらっしゃいます。
最近では、日本人監督によるラオスを舞台にした映画の衣装制作もされたとのことです。
映画の公開が楽しみです。
富田さん、ありがとうございました。
また、お会いできる日を楽しみにしております!