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2016年7月久保 勇人

立て、立つんだトミー!

ようやくインドの雰囲気になじめて来たような気がしている久保です。

 

そういえば先日、先にムンバイ入りしていた富永とロケハンがてら街を散策していた時、適当に歩いていたらダラヴィ地区(世界最大級のスラムがある地区)に迷い込んでしまいました。うわ〜 なんか凄いとこに来ちゃったな〜 と思いながら足早に最寄りの駅まで向かっていると前方になんだか見覚えのある人物を発見……  まさかの撮影に来ていた同期の秋元に偶然遭遇! 会っちゃうもんですね〜

最近秋元がハマっているボリウッド(ハリウッドのインド版みたいなものらしい)を見れる映画館が近くにあるらしく見に行ってみることに。十畳くらいの薄暗い部屋の中で現地の人が地べたに寝そべりながら見ていましたが、半分以上は爆睡していました。

僕と富永は次の場所へ向かうために秋元とはここでお別れ… 「はー 1人だと心細いな」と呟いていました。別れ際の表情も寂しそうでした。この場所で約20日間1人で撮影を続けるのかと考えると大変ですね。同期の頑張っている姿を見ると自分も負けてられないなという気持ちになります。

 

ムンバイの地理も大体把握し、僕の撮影地区も決まったので本腰入れて撮影開始です。

 

都市風景を撮るためにアパートなどに侵入して屋上に上がることが多々あるのですが、今日は住人に見つかってとても怒られました。警備のところに突き出されてそこでも怒られました。そんなに怒らなくてもいいのにな〜 と思いつつ謝り続けていたら何ごともなく解放されたのでよかったです。これからは細心の注意をはらってコソコソと行動しようと思います。

 

その後はデパートなどが 集中しているエリアに移動し室内撮影交渉。この交渉が毎回大変です。今まで訪問した国の中でもインドは特に苦戦しそうです。フレンドリーな人は多いんですが、いざ家にあげてくれと言うとやっぱりダメ。東南アジアの中でも治安面はあまりよろしくないインドだけに、初対面の僕を家にあげることはなかなかハードルの高いことかもしれません。

それでも仲良くなった青年2人がホテルの近くまで送ってくれました。君たちの部屋で撮らしてくれな! と言ったら笑って誤魔化してたので撮影できるか分かりませんが… 笑

 

日本もジメジメして暑い日が連日続いているらしいですね。母から愛犬が暑さに負けて倒れている写真が送られてきました。インドでもなにかにやられて倒れている人が…..

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明日から週末です。体調に気をつけて安全に頑張ります。