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2016年6月富永 諒

「永遠のモラトリアム」マレーシアへ

前半のスクーリングが終わる。

兄貴に「永遠のモラトリアム」というキャッチコピーを授かり、それをぶちやぶるために後半最初のマレーシアへ。

(ちなみに 家族それぞれのキャッチコピーは次男「ハイパーサイコパス」長男「メンヘラ⚪︎⚪︎⚪︎⚪︎ー」お袋「ヒステリックババァ」オヤジ「リアルサイコパス」)

 

夜の便で羽田から出発。

エンターテインメントが付いていない飛行機でも映画が観れるように「DVDドライブを持ってきたんだ」とうれしそうな秋元くん。

振り返ると機内ではぐっすり寝てました。

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朝の到着で眠気と戦いながら、皆と別れ、久保くんと一緒にマレーシア第二の都市ジョホールバルへ。

バス停のある駅まで二人とも爆睡であやうく乗り過ごす手前でした。

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バスの移動もスムーズに思ったより快適なバスに二人ともまた爆睡で、気づいたらジョホールバルに着いてました。

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橋一つでシンガポールに繋がる便利な都市です。

久保くんと橋を見ながら「ここ渡ったら、日本に強制送還らしいよ」とシンガポールを前にもどかしい気持ちになりました。

本当にそんぐらいシンガポールが近いです。

ただジョホールバルは開発の真っ只中。

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こんな広告が出るくらい工事中の建物ばっかで、何もない。

調べてみると、ジョホールバルの開発はマレーシアとシンガポールの共同の色が強いようですが、実際はシンガポールの思惑があるみたいです。

建設ラッシュで供給過多になって値下がりした物件に、これから高齢化を迎えるシンガポールの高齢者を移住させ、シンガポールに若い力のある人を呼び込むのが狙いみたいです。

 

そんないびつな街を

「何もないが、ある!」

と二人で一年のころの鳥原先生の授業を思い出しながら散歩して、フィールドワークが始まりました。

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