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2016年6月小山 幸佑

Karma Police

インドネシア。
FW11年目にして初めてコースに加わったこの国。

そもそもこのインドネシア訪問は、元々マイペースでワガママな11期メンバーのプランニング授業内での無茶な提案と、10周年ということもあって何か今までと違うことをしよう、という長坂先生と学校の理事の皆様の気概のお陰様で実現しました。ご尽力頂いた皆様、ありがとうございました。

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入国後3日間の指定泊はバリ島。

到着早々全員でコタビーチへ、ある者はサーフボード片手に沖へ繰り出しまたある者は日焼けに勤しみ…
束の間のリゾート気分を日が暮れるまで満喫。
そのまま砂浜に寝そべって、ちゃっかり流れ星を見つけちゃうなんて青春みたいなことをやってみたり。

今までリゾート地はなんとなく苦手だったんですが、なかなか、うん、楽しかった。
 
 
各自思い切り羽を伸ばしたあとは、気合を入れてそれぞれ一時帰国前最後の撮影地へ。

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インドネシアは人口2億5000万人で世界第4位、加えて国民の89%がムスリムという世界最大のイスラム国家。
大小1万7000の島々でなる島嶼国であり1200の民族に750の言語という「島が変われば国変わる」と言われているほど多種多様な民族と文化が混在し、国家理念は「多様性の統一」。東西に5000kmと北米大陸の東西海岸の幅を超える広大な国土に、安くて豊富な労働力、石油、天然ガスなどの資源がこの国の可能性を大きくしている。

そんなインドネシアの首都ジャカルタ。
都市を中心に各国を回ってきたけれど、ジャカルタは今までで一番「発展途上のアジア」を体感できる場所だ。

威圧感を覚えるほど高く聳える高層ビル街のすぐ隣に貧困地域のバラック群が広がる。新しい大統領と知事が予算数千億円をかけてスラム街を一掃し公園化、貧困層を国営の団地に底ざらいにブチ込む計画を現在進行中。箱作り先行の形から入る感じがまさにアジアっぽい。

今まで回ってきた都市の成熟度合いは「台北〉バンコク〉ジャカルタ〉ホーチミン〉〉超えられない壁〉〉プノンペン」という感じかな。

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ホテルの隣がマスジット(モスク)で、早朝からあの独特のお祈りの音楽が部屋の中に居ても爆音で聴こえて来る。
まるで周波数の合っていないラジオを聞かされているかのような気分。
おかげで生活リズムがとても規則正しくなりました…。