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2016年6月星 亘

インドネシア→日本

ブログの更新が滞ってしまいすいません。
まずはインドネシアでの撮影について書きたいと思います。

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指定泊で滞在したバリ島 クタより乗り合いバンでヨーロピアンたちとギュウギュウになりながら
2時間ほどのところにあるウブドに滞在をしてライフフィールドで働く人々を撮影をしました。

バリ島はリゾート地ということもあって物価も高いし、観光地化されすぎていたので最初は戸惑いが多かったです。正直歩いていてウザい街。いい人もいるんですけどね…。クタでは「(マジック)マッシュルーム?」と声をかけられて、ウブドのメイン通りでは数歩歩く度に「タクシー?」「マッサージ?」なかなか無視するのも、No thank youと返事するのも疲れてしまいます。きっとこれから待っているインドのことを考えるとまだまだ甘いんでしょうね。

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撮影地の周辺の人たちにはとても親近感を覚えました。
「なんだ?新入りか?」という眼差しで僕に声をかけてくれます。
特に同年代の子たちがこころを開いてくれたので、いい思い出になりました。

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ご飯も安いところを探すのは大変でしたが、おいしかったです。

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続いてバリ島のあとはジャワ島に移動しました。

朝の9時にウブドを出発して夜の19時にバニュワンギに到着。
ウブド→バトゥブラン→ウブン→ギリマンヌ→ケタパン→バニュワンギというルートです。
乗り合いベモを乗継いでフェリー込みのバスと、現地の人が利用する方法で行ったので
かなり長い時間がかかりましたが、2000円しないで無事につくことが出来ました。

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Blue Fire                                                                 約80kgの硫黄の塊
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ジャワ島ではイジェン火山で硫黄を採取している労働者を撮影しました。
相当険しい山道や日本から持ってきたガスマスクをしてもなお襲ってくる有毒ガスは
いままで経験したことのないものでしたが、働く労働者たちはその遥か上を行く環境で働いている。
給料はインドネシア人の平均月収の倍と、それぞれが「息子たちを大学に行かせたい」「より豊かな生活を手に入れたい」など彼らは選んでこの仕事をしているようです。

「この火山がなかったら賃金の少ない農民として働かなくてはいけない、感謝している。」
とても印象的な言葉です。

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ジャワ島の人は一切嫌な思いをすることはなかったです。レストランのお姉さんがバイクで宿まで送ってくれたり、宿泊先の息子さんは年が一個違いと近いこともあり水シャワーしか出ないのにも関わらずお湯を沸かしてくれたり、イジェン火山までの送迎をオーガナイズしてくれたりと、とてもよくしてもらえました。

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ジャカルタに再集合ののち、日本にスクーリングのため2週間一時帰国しました。
台湾 ベトナム カンボジア タイ インドネシアの前半5ヶ国を引率してくださった宮脇さん。
初めての引率でとても労力を使われたと思います。本当にお疲れ様でした。
そしてありがとうございました!!