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2016年4月富永 諒

やられた

「バイクタクシーは絶対ボラれる」

そう言ったのは大袈裟な荷物を持った、はやと君だった。

 

 

結論から言うと、やられてしまった・・・

1000000ドン(5000円)持って行かれてしまった・・・

 

ガイドブックにも、ネットにも一番に載っているバイクタクシーに騙された被害話。

「誰がひっかかるのだろう」といつも思っていたけど、僕みたいなのがひっかかるんですね。

 

 

ホーチミンに入って調子に乗っていたのかもしれないですね・・・

強い日差し。暑い空気。せわしない街並み。

いよいよアジアに来た。という感じがしてわくわくしていました。

 

 

信号を待っていると

「Are you Korean?」

と、いかにもなおじさん。

 

「No.Japanese.」

と無視。

 

「なんでやねん!全然見えない!」

とおじさん。

 

「!!!」(日本語・・・)

 

おもむろに手帳を開き、日本人からの一日ガイドありがとうメッセージの数々。

 

「なんでやねんは古い?ラッスンゴレライ。ラッスンゴレライ。はっはっは〜」

 

はやとが話していたあやしいおじさんはこの人のことだったんだなぁと思いながら、苦笑いで通り過ぎる。

「チャイナタウン?戦争証跡博物館?」

 

これから行こうと思ってる二つが挙げられる・・・

 

 

 

乗ってしまった。

一日1000円でいいよという言葉を信じてしまった。

絶対うそだという気持ちがあったにもかかわらず、乗ってしまった。

 

そのときの自分を殺してやりたいところですが、回って良かった戦争証跡博物館を紹介します。

 

 

 

戦争証跡博物館

ベトナム戦争は多くのジャーナリスト達が戦場に入り、向き合い、世界へ伝えようとカメラを向けた戦争でした。

ベトナム戦争を現在へと伝える、戦争証跡博物館。

戦争について考えさせられる展示となっており、とても刺激を受け、勉強になりました。

 

3Fで展示されたREQUIEMという展示ではベトナム戦争で亡くなったフォトジャーナリストの人たちの展示となっており、鳥肌が止まりませんでした。

また30年に渡ってベトナム戦争の枯れ葉剤の悲劇を記録し続けたフォトジャーナリスト、中村梧郎さんの写真が展示されている区画もありました。

そこでは人々が足を止め募金をしていく姿に、伝えるということの意義を感じました。

 

 

消毒映像に慣れてしまった僕にとって、久々に戦争について考えさせられる場ともなりました。

ホーチミンにお越しの際はぜひ一度は訪ねたい場所ですね。

 

 

そんなこんなで始まった、ホーチミンですが毎日たくさん方に支えてもらったりしながらベトナムを楽しんでおります。

 

思えばハノイから始まり、ハロン湾。

いろいろなことをしていましたがベトナム、残り数日、頑張っていきたいです。