BLOG
2016年3月秋元 直登
出国へ向けて
各国へ入国する前に、撮影地域について情勢を調べることは絶対的に必要なことです。しかし、インターネットではリアルな声を聞くことはできません。さらに詳細な情報を求めるならば、実際に経験者に会ってお話を聞く事が一番かもしれません。
という事で、今回はある方にお話を伺う為、FW11期生の4人でお出かけ。
今回は人権活動家として、又は弁護士としても活躍されている斎藤誠先生の事務所にお邪魔しました。
斎藤先生はマレーシアで違法企業による森林の伐採、先住民族の人権侵害及び伐採による自然破壊について言及し、人権確立の為に多方面で戦っている人権活動家です。非営利活動法人ヒューマンライツナウを創立し、現在もSCRのプロジェクトチームとしても活動されています。
そんな方に、フィールドワークの学生があれこれ質問をするなんて恐れ多いのですが、、、。実際に政府から命を狙われるなど、他にもたくさんここでは言えない体験談を聞くことができました(笑)。
外国で活動する際の心得、危険に対し意識して察知する心得などなど。日本を離れるという事、その国ごとに環境や人々の意識がどれだけ違うのか、国外での活動が長い齋藤先生の言葉には身が引き締まりました。
さらには、フィールドワークで回る東南アジア地域にあるNGO団体や、知人の弁護士を紹介して頂きました。ありがたい事に、我々の所属する日本写真芸術専門学校やフィールドワークに興味を持っていただけた様で、帰国後に活動内容を報告することが楽しみです。最後に、齋藤先生とお会いする機会を設けてくれた高田先生にも感謝です。ありがとうございました。(↓左から:富永、秋元、高田先生、齋藤先生、松枝、星、)