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2016年2月小野塚 大悟
ニューヨーク
こんにちは。
小野塚です。
帰国してから5ヶ月が過ぎました。正直言って、まだ5ヶ月しか経っていないのかという気持ちです。それだけ充実した5ヶ月が過ごせたからなのか、逆に度々FWでの思い出に更けているからなのか。そのどちらでもあるような気がするのですが、事実、帰国してから、私なりに多忙な日々を過ごしています。
私は今、FW1期生の先輩である徳田さんを頼りに、ニューヨークへ2週間の中旅行に来ています。卒業旅行だね、なんて出発前はひとから言われましたが、一人で卒業旅行を敢行する程、割り切った性格ではないです。確かに、一人遊びや誰とも会わない時間を苦手とするよりかは得意とするタイプです。しかし、一人で観光地に行った時に感じてしまう寂しさは僕にもあります。それをわざわざ感じたいが為に一人で、という程自虐的な人間でもありません。それはどうでもいいとして、
こちらへ来て、1週間経つのですが、世界一の都市に囲まれ、最先端アートに触れ、とても刺激的な日々を過ごしています。
ニューヨークにはメトロポリタン美術館や国立近代美術館を始め、様々なジャンルの美術館やギャラリーが存在し、アーティストにとっては、表現の自由をより幅広く発表できる舞台が揃っていると感じます。それだけにアーティストの絶対数も多いので、競争率も高いのですが。見たこともない展示や、規模、それを可能にしている美術館の広大さに驚かされる毎日です。ある時には列車で一時間半のところにある、Beaconというハドソン川沿いの静かな街の美術館へ行ったりもしました。ニューヨーク市内の美術館は常に人、人、人で落ち着いて鑑賞することができませんが、このBeaconにある、Dia Beacon美術館では郊外なのでここまで来る人も少なく、川ではカモメが、木々には小鳥たちのさえずりが響き渡るような静かな街です。Dia Beaconは元々倉庫だったものを改装してあるので、野球場程の広大な敷地を有します。館内はほぼ自然光だけでライティングされており、心地よい光に包まれながら、ここが自分にとって馴染みのない土地であることも忘れてしまうようなリラックスできる空間です。アートを鑑賞するには最適な環境だと思います。気になる方は画像検索していただければ少しはその広さが伺えると思います。私は既にもう一度行きたいです。
私が到着した13日の夜は-15度だったそうです。日本の暖冬のノリで来てしまった上に、経験したことのない寒さが襲い、おまけに軽い迷子を引き起こした僕は 寒さで人は死ぬんだ ということを身を以て知ることができました。
【卒展のお知らせ】
3月1日~4日まで新宿ニコンサロンでフォトアートゼミと共同で卒展を行います。
10:30~18:30 最終日は15:00まで
【10周年記念展のお知らせ】
2月26日~3月2日までオリンパスギャラリー東京でフィールドワーク10周年記念展も行いますのでそちらも是非よろしくお願い致します。
11:00~19:00 最終日は15:00まで
一ヶ月後には11期生が旅立ちます。
そろそろブログにも登場してくるかと思います。個人的に楽しみです。
何かあれば私の方でもこの場を借りてお知らせできれば良いなと思っています。