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2015年7月10期生引率スタッフ
127日目ラオス・ビエンチャン/Day127,From Vientiane, Laos
ラオス・ビエンチャンより引率 古市です
ラオスでの小野塚くんの撮影風景を取材させて頂きました。
本日はその様子をお伝えします。
小野塚くんの写真の企画概要は「アジア各国において誕生
(これから造成される)から衰退(過疎化などの現象がお
きている状態)までの新興住宅地」です。
撮影した写真は帰国後にまとめ、「海外FW帰国報告会」
での『スライドショー』や「卒業作品展」で発表します。
撮影地までの移動手段は国ごとで異なりますが、ラオスでの
小野塚くんの足はこの自転車です。
宿から無料で貸出して頂きました。
ビエンチャン中心地からおよそ15キロの場所に本日の撮影地
があります。
どこを撮影するのか、撮影地の下調べはある程度日本でして
いきますが、到着後、現地で自分の足で探します。
自転車をこぐこと1時間、本日の撮影地に到着しました。
ビエンチャン郊外にこのような場所があることに驚きました。
立派な門の中には数十件の新しい家が建設されていました。
じりじりと暑い日射しの中、約6時間に渡り、ひたすら歩き、
シャッターを押し続けました。
被写体をよく見て、考え、感じて、シャッターを切る。
考えて、再度被写体を見つめ、再びシャッターを切る。
「駄目だ…これじゃない。」
シャッターの音と共に聞こえてくるのは小野塚くんから
無意識に出てくる言葉でした。
その撮影風景を見ながら10期生4人の顔が浮かびました。
彼らはこの地道な行為と試行錯誤を4ヶ月間ずっと繰り返
してきたのだ。
本当に凄いことだなと深く感じました。
この地道な行為の先には、きっと良い写真が残るのだろうと
思います。
海外フィールドワークも残り3ヶ月。
それぞれに頑張ってほしいと思います。