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2015年7月末永 旭
うるせえやつら
インド人はよく言えば友好的で人懐っこい性格、悪く言えば少し面倒くさい時があります。
宿探しで、地図を見ながら歩いている時の事です。
おっさん「君、ホテル探してんのかい?荷物重そうだなおい!」
僕「あ、ちょっとごめんなさい。今ヒンディスタンホテルって所に行きたいんだけど知ってる?」
おっさん「俺?俺はパキスタン人だよ!!!チャイ飲む?」
僕「違う違う、ヒンディスタンホテルだよ、ホテルの名前がヒンディスタンなの。(チャイの事は無視)」
おっさん「そうなんだよ!俺パキスタンなんだよ!君は何処から来たの?」
僕「・・・日本から来たよ。」
おっさん「そうかいそうかい!インドへようこそ! 俺はパキスタン人!」
ギンギラギンの直射日光。
気温が39度を超え、20キロを超えている荷物を持っている自分は、少し頭がボーッとしていました。この人はなんで急に自己紹介始めちゃったんだろう、パキスタンって言いたいだけなんじゃないのかな。まあ悪そうな人ではないし、人通り多い所だし荷物取られる事も無いだろうと、結局チャイを飲みながら話す事5分。
僕「それでこのホテル知ってるの?」
おっさん「こんな名前のホテルは知らないな。」
チャイはおごってくれました、ごちそうさまでした。
そんなデリー6日目、天候にも恵まれて撮影を続けています。末永でした。