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2015年5月小野塚 大悟
少なからず奇跡
多くの方と出会えたプノンペン。
プノンペンを去るには名残惜しい気もするけど、
共に滞在していた旭と一緒にシュムリに向かうべくプノンペンを後にする。
寝坊しないために寝なかったという旭。
おかげで僕は朝5時半にハイテンションの旭にイラっとさせられる。
プノンペンを出るとずっと田舎道が続く。
きっとこの歴代FWブログでも何度も同じようなブログが上がった事だろう道のり。
到着予定7時間のところ、なんも問題らしき問題が無いにも関わらず8時間かかった。おまけに施工されてない道で道路状況が悪く、縦揺れ横揺れ謎のカラオケで僕は一睡もできず、本を読もうと思っても酔ってしまうようなそんな移動。
数週間前ベトナムホーチミンからカンボジアプノンペン間の移動にかかったのは7時間。
バスに乗り続けての移動は8時間が限度かなーと個人的体感。
先日の鮫島、山田先生ペアはこの道のりをトラブル含め10時間かかったというので、その苦労は限界を超越。耐え忍ぶしかない状況かと想像します。
そして、今回のようなハードな移動を先輩たちはやって退けてきたんだな。と、より現実味をもって感服。
そして無事プノンペン到着。
バス下部倉庫の荷物は汚れまくっていて、しかも、雑な荷出しをする添乗員のおかげでバックパックは地面に直置き。もれなく赤土付きでカムバック。
僕たちの前にいた西洋人カップルはそれに激怒し、Hey!!congratulation!!って。こういう時にcongratulationがどういうことを意味するのかわからないけど、
怒りっぷりは面白かった。
シュムリは去年も来たけど、ほとんど観光らしい観光をしてないので、改めて街を周れて、いい街だなと二度目にして思った。
食はおいしいし、安いし。暗がりも少ないし、日本人観光客も多くてプノンペンのスラムな雰囲気とは違う、観光地らしいゆるやかな空気が流れてる気がする。もちろんそれにつけこんだ犯罪があるのだから、間違っても安全とは言えないけど。
二日間しかいれなかったけど、シュムリは楽しかった。
カンボジアの撮影も次につながることができたと思う。でももっと早い段階でそれを出来たとも思う。
タイではそれを飛躍させて、質を上げる。
次は4カ国目。4カ国目となるとかなり焦る。前半のスクーリングまであと1ヶ月。形となるものを見せて、自分の成すべきことのために一歩一歩近づいていきたい。
最近は思想ばかり先行する一方で行動に表れてないという反省。
行動を助長するための思想じゃなくちゃいけないのに、余計なことを考えすぎてしまう。
自分のやりたいこと、作りたい物のためにブレず見つめながら一歩一歩だと思いながらやるっきゃない。