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2014年8月鈴木 詩織
Day 166 / 184 ホイアン12日目
熱い日差しのホイアンも今日で最終日、鈴木です。
今回はベトナムの結婚式をお伝えしようを思います。
というのも昨日撮影させてもらったお宅が結婚式を控えている、ということで撮影させて
頂くことになりました。朝8時の招集に加え雨模様の本日でありましたが、めげずに撮影です。
私が考えるに構成自体は日本とほぼ同じで、内容だけが違うのかな、というのがベトナムの
結婚式です。
結納に当たる式は、新郎自宅にて行われます。会場準備は前日から始まります。
アジア中の家族はどこでもそうな気がしますが、このご家族も大所帯で新郎新婦を乗せた車の
後に5台のバンが続きます。すごい…
ここでひとつめの驚きポイント。日本の結婚式のようにカメラマンがついていました。ビデオも
一緒に。クオリティは定かではありませんでしたが日本と全然変わらないじゃん!と自然と口から
出ていました。
そして結納(仮)が終わると新郎新婦は外へ…。親族には席が用意されているものの、2人は入退場と
ご祝儀の受け取りのみでした。
パウンドケーキとベトナムコーヒー。
(半ば強引に)パーティーの開かれるホテル会場へ。
ここにも日本と似た点が。芳名帳。
と言う名のサイン帳が用意されていました。みんなここにサインをして、エアメールの封筒に
ご祝儀と自分の名前を書いてご祝儀箱(?)の中に入れるのがベトナム式らしいです。私も書かせて
いただきました。
さて、日本にいる間にもブライダルの撮影バイトを何度かしていた私はすっかり仕事モードの
感覚でなってしまっていて色んな人にこっちへ来いあっちで呼んでるぞなんてお呼びがかかる
事でなんとか自分がゲストであることをやっと認識している感覚でした。
5段のウェディングケーキ、シャンパンタワー…、クラブのようにかかる大音量の音楽…。
なんだかついて行けなくなりそうになりました…。日本では冠婚葬祭、厳かに行われるもの
ですからテンションの差に驚いてしまう事ばかりでした。
ケーキ入刀にシャンパンを注ぎ、
銀の紙吹雪が舞いながらステージに新郎新婦、両家ご両親がそろいます。
日本だったら高砂に新郎新婦が着席する所ですが、ベトナムの会場には高砂がありません。
全てのテーブルをまわって記念撮影をした後は退場して休憩に入ってしまいます。
その間、親族で始まるカラオケ大会…(?)が始まります。余興みたいな感じなのでしょうか。
退場した新郎新婦は日本と同じく友人や親族との写真撮影に追われていました。ここは変わらず。
そして最後は友人親族と新郎新婦混ざってそれはもう宴会のように騒いでおりました。
と、まあこんな感じでしょうか…。
上手く伝えきれない感じがしていますが、とにかく披露宴というより大宴会、の方があっている
感覚のベトナムの披露宴でした。
この日、ホイアンの町中で何件も結婚式が開かれていました。偶然なのかな?と思っていたら
以前取材させて頂いたニェンさんが今日が日本で言う大安吉日に当たることを教えてくれました。
そんなホイアン最終日を過ごし、12日間の滞在が終了しました。
明日にはもう台湾に入国しています。
5ヶ月ぶりの台湾、初めての蘭嶼。
緊張と期待が入り混じる気持ちで、ベトナムを発ちます。
お世話になりました、また来るねホイアン。
久しぶりと初めまして、台湾、蘭嶼。