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2014年8月山本 遼
【013】序章にすぎない
第2回スクーリング。
これまでの自分と
これからの自分を
見つめ直す期間。
何ができるようになって、何ができなかったのか。
シャッターを押す時、何を感じて、どう考えたのか。
「知るということは、理解すること。」
日本で写真の勉強を始めてから何度この言葉を聞き、頭を巡らせたことだろう。
知るために、何度も現場に通っては打ちのめされて、
でも、諦められない何かがそこにあったり、
自分の中の何かが熱がこもるようにあつくなったりして。
だから打ちのめされてもカメラを持って
外に出て、何回もシャッターを押して。
写真にその何かを写し出すことはまだまだ時間がかかるけど、
スクーリングを通して改めて思ったのは
“写真がもっと上手くなりたい”ということだった。
![09.jpg](https://pfw.npi.ac.jp/images_past/pfw2014/yamamoto/09.jpg)
明日、先生方が日本へ帰ってしまう。
というのは、同時に最後のフリー期間が迫ってくることになる。
泣いても、笑っても、打ちのめされても、悔しがっても、辛くても、
これが最後。
「まあ、いいか。」と、今の自分に背を向けるのか、
「負けない。」と、今の自分に立ち向かうのか。
人間はそうそう変わらない。
でも、釜山から乗る船の上でFWのことを思い返した時、
一つでも自信を持ってその時の自分を誇れるように。
そのためには、一枚でも多く自分の求める”写真”を撮らなければ。
![24.jpg](https://pfw.npi.ac.jp/images_past/pfw2014/yamamoto/24.jpg)
出発まで残り3日。
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