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2014年8月柳原 美咲
ホームステイ〜内モンゴル編2〜
こんにちは!
先日のホームステイ〜内モンゴル編1〜ではお伝えし切れなかった内容を
スクーリング前のマレーシアからお届け致します!!!
ホームステイしたチョクトさんのご家族は牧畜をしています。
主に育てているのは羊ですが、牛、鶏も飼っています。
その他自然と羊を追うようになった犬と、私が着いた日に赤ちゃんを生んだ猫もいます。
朝から晩まで動物たちと一緒の生活です。
朝は牛から貰ったお乳で作ったミルクティーを作るお母さん。
そのミルクティーを飲み、羊の放牧に出かけるお父さん。
育てた羊の肉やとりたての卵を美味しそうに食べる家族。
命を貰い、命を繋いでいく生活がとても強く美しく感じました。
モンゴルと言えばこちらの移動式住居のゲルを思い浮かべる方も多いかと思います。
実はこちらはチョクトさんのお家ではなく、ご親戚の方が経営しているゲルタイプのホテルです!
内モンゴルの市内から草原に向かう途中、いくつもこういったホテルを見かけました。
大都会の北京、上海等から草原に遊びに来る人が多いそうです。
内モンゴルの草原を訪れてみたいそこのあなた!心配せずに行っちゃいましょう。
ではここで、ホテルの内部を少しご紹介いたしましょう。
まずこのゲルの素材となっているのは羊毛のフェルト、紐は馬の毛を使っています!
今では簡易式のものもあるようですね。(上の写真)
これだけでも内モンゴルの人々が動物たちと共に生きてきたのがよく分かります。
ホテルにはメインとなる大きなゲルと、食事をするレストランのゲル、
そして宿泊場所である小さなゲルがいくつかあります。
一番大きなゲルには内モンゴルの歴史や文化の紹介がされています。
こちらはモンゴルがかつて勢力を伸ばしていた時の地図です。
日本にもかの有名なチンギスハンとフビライハンが来ましたよね。
最盛期には地球上の陸地の約25%を支配していたと言うのですから…
モンゴル帝国、すごいですね。。
こちらには当時の皇帝たちのイラストがずらりと並んでいます。
一番トップにいるのが初代皇帝のチンギスハン。
こちらはフビライハン。
これはモンゴル相撲をする時に身につける装飾品です。
これも牛の革で作られています。
この他にも民芸品などが展示されていましたが、ここでは書ききれませんので
皆さん是非自分の足を運んでみてください!!
今回はホームステイをさせていただいたのでゲルに泊まることはありませんでしたが
次回はゲルのホテルに泊まって乗馬でもしたいなと思います。
では最後に家族の紹介です!!!
3日間ホームステイをさせていただき本当にありがとうございました!!!!
ご家族の皆様だけでなく、移動・宿泊に関してご協力いただいた皆様に感謝でいっぱいです。
「都会に住んでいる人はその土地みたいに心が狭くなってしまっている。
だからみんな内モンゴルに来て、大きな心を取り戻すんだ。」
わたしも少しは大きな心を取り戻せたかな?