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2014年7月菅原 由紀

三好学生!

こんばんは。
本日も始まりました、ぽんさんぽ。
巨大国、中国からぽんがお送りします。

7/26に成都からみさきちと北京へ移動しました。
北京には3泊4日滞在し、あるガイドさんに案内してもらいながら北京を堪能しました。
その特別ゲスト&ガイドさんは・・・

私の小学校からの友人、于 博洋くんです。
空港まで出迎えてくれました!

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彼は今、日本の会社の北京支社にて働いています。
元々北京生まれの彼は、6歳くらいの時に東京へと引っ越してきて、私が通う小学校に転校してきました。
そこからの仲なので、かれこれ20年近くの友人です。
ずっと日本に暮らしていましたが、今年の5月から北京に転勤してきたそうです。
今回はそんな彼に北京を案内してもらいました。

案内だけでなく、今回は彼にホテルもお願いしていました。
そして私たちが宿泊するホテルに連れて行ってもらうと・・・
そこはなんと!
五つ星ホテル!!!!

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生きている間に五つ星ホテルに宿泊する日が来るとは!
ましてや、このFW中に!

彼のおじさんがこのホテルの最高責任者だそうで、かなり割引してもらい、安宿ホテルの値段で宿泊させてもらいました。
ありがとうございます!
やっぱり持つべきものは友だちですね。

このホテルの敷地の中には、8つくらい宿泊する建物があり、さらに会議室やプール、フィットネスジム、銀行、アパート(?)など敷地内に多くの建物が入っています。

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そのため、敷地内に道路があり、ちゃんと標識もあります。
とにかく広い!
止まっている車も外車ばかり。
今は中国も夏ということで、庭にはビアガーデンもありました!
まぁバックパックを背負い、汚い格好をしている私たちが場違いということは言うまでもないでしょう。
そんな素敵な環境に3泊。
実に快適な3日間でした。
于くんと于くんのおじさんに感謝です。
ほんとうにありがとうございます!

1日目は、歴代の皇帝が行宮する庭園であった、「頤和園」という公園やB級グルメやショッピングを楽しむことの出来るスポット、「王府井」に連れて行ってもらいました。

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王府井にはこんな串焼きまで・・・!

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さすがに食べることは出来ませんでしたが。。。

そして初日の夜ご飯には北京で一番楽しみにしていたと言っても過言でない、「北京ダック」のお店に連れて行ってもらいました。
土曜日の夜ということで、かなり混み合ってはいましたが、待ちながら北京ダックを食べるお腹に整え・・・
いざ、実食!!

まずは、コックさんたちがテーブルのそばの見える所で食べやすい大きさにダックを切ってくれます。

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匂いだけでもう・・・♡

そしてテーブルには着々と北京ダックを食べる為の準備が整っていきます。

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まずはダックの一番おいしい部分だけが運ばれてきます。
これは包まず、このまま食べます。

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皮の香ばしさと程よい油が・・・♡

そして、いよいよ本命の北京ダック!
于くんに巻き方をレクチャーしてもらいながら食します!

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みさきちもいざ、実食!

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・・・♡
おいしすぎて言葉も出ません!!
やはりこういうものは本場が一番です!
日本でも食べたことがありますが、これほどおいしいのは初めてでした!
3人で1羽頂きました!
好吃ー!
こうして幸せな北京の始まりです。

2日目は朝早くから待ち合わせ、北京一の観光スポットでもある、「万里の長城」へと向かいました。
この日は于くんの友だちのぼーちゃんも同行してくれました。
ぼーちゃんは日本での留学経験もあり、日本語も堪能です。

ホテルから車で1時間半から2時間程で登り口に到着です。

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万里の長城は現存している部分がいくつかあり、登れる場所も何ヶ所かに分かれているそうです。
私たちが今回登ったのは、「八達嶺」という場所でした。

ここで「万里の長城」豆知識ー!
1987年に世界遺産に登録された「万里の長城」は、中国の最大の遺跡であり、北方の騎馬民族の侵略から国を守る為に造られた巨大な城壁です。
その長さは全長約2万km、人類が造り上げた世界最大の建造物とも言われています。
万里の長城の建設が始まったのは、秦の始皇帝の時代。以来歴代の皇帝によって建設が進められ、約1900年に渡って建設が続けられたそうです。
明の時代にほぼ現在の形になったと言われています。
少しずつ壊れたりしつつ、現存しているのは約6000kmだそうです。
東は渤海湾に臨む河北省山海関から、中国本土の北辺を西に向かい、甘粛省の嘉峪関まで。
現在の中国の行政区でいえば、河北省、北京市、山西省、陝西省、内モンゴル自治区、寧夏回族自治区、甘粛省など16の省・市・自治区にまたがっているそうです。
その壮大なスケールから「月から見える唯一の人工の建造物」とも言われてきました。

と、まぁみなさんもご存知だとは思いますがとても大きく有名な城壁です。

そして、いざ挑戦!

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思ったよりも傾斜が急で、ひたすら階段なため、意外とキツいです。。。

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でも登れば登るほど景色が素晴らしいものになっていきます。
(北京は中国の中でもPM2.5の影響が大きく、毎日空気が白く濁っています。写真の白っぽさはそれだと思って下さい。)

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秋にはこの辺の山は紅葉できれいに色づくようです。

時間の関係上、一番上までは登りきれませんでしたが、万里の長城はずっと続いているのでいくら登っても、「登りきったー!!」という達成感はなさそうでした。。
ある程度の所で引き返しましたが、山の形状に合わせながら造られているこの城壁が、かつて人間の手によって造られたものだと思うと、圧倒され、鳥肌が立つほどでした。

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ぜひオススメしたい場所です。

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この日は、他に「十三陵」という明の時代の13人の皇帝が埋葬されているという宮殿にも連れて行ってもらいました。

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中国の建物はどれも彫刻や装飾が立派で、時代の経過で朽ちることなく、時間を重ねれば重ねるほど魅力的なものに変化しているような感じがしました。

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位牌は建物の一番上にあるのですが、そこへ行くには薄暗い建物の中を通り、上まで階段で登ります。
この日、1日でどれだけの階段を登ったことやら・・・。

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そしてこの日の夜は、于くんが北京で一番おいしい!というおばあちゃん特製の水餃子をごちそうになりました。
前日から準備してくれていたおばあちゃん。
嬉しそうに私たちを迎え入れてくれました。

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おばあちゃんの水餃子は皮も餡も全て手作りです。

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そして茹でるのはおじいちゃんの担当。

確かに、その辺のレストランで出てくる餃子よりもはるかに質の高いおばあちゃんの餃子。
愛も知恵も詰まってこそのこの味だと思います。

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お腹が苦しくなるほど、ごちそうになりました。

やはりどこの国でも、家庭の味に勝てるものはありません。
ありがとう、おばあちゃん!

盛り沢山になってしまったので、ラスト1日の様子は次回お送りします。
明日から北京を離れ、内モンゴルのシリンホトへと向かいます。
いよいよスクーリング前、最後の本格的な撮影の開始です。
最後まで、根気強く粘って頑張りたいと思います。

再見!