BLOG

2014年5月本田 直之

血が欲しいなら言ってくれよ

小皿に用意してベッドの横に置いておくから吸うなり飲むなり好きにしてくれ。寝てる間に二酸化炭素に反応してやってきては刺すなんて虫としてどうなの。プライドとかないの。

ゲッコーが死んだ虫を食べないように、蚊や南京虫も死んだ血には興味がないのでしょうか。

Selamat pagi(スラマッパギ)

お久しぶりです本田です。

私は今朝まで、マレーシアはクアラルンプールのチャイナタウンに滞在していました。

冒頭に書いた通り南京虫再来です。
カンボジアのプノンペン、シェムリアップで闘って以来3度目の南京虫です。南京虫とは、

トコジラミ(床虱。学名:Cimex lectularius 英語:Bed bug)とは、吸血性の寄生昆虫である。 別名、南京虫(なんきんむし)、床虫(とこむし)。

「シラミ」と命名されているが、シラミ目ではなく、カメムシ目トコジラミ科の昆虫である。トコジラミ科の昆虫は全て吸血性であるが、そのほとんどは主に鳥類やコウモリ類を宿主とする[1]。一方で本種および近縁種のタイワントコジラミ(台湾床虱。学名:Cimex hemipterus。別名、ネッタイトコジラミ、ネッタイナンキンムシ、熱帯南京虫)のみが人間を主な吸血源とする。

刺咬する際に唾液を宿主の体内に注入するが、この中に含まれる物質が引き起こすアレルギー反応で激しいかゆみが生じる。俗に、刺されると肌に2つの赤い痕跡(刺し口)が残ると言われるが、実際には刺し口は1つであることの方が多い。かゆみは刺された当日よりも2日目以降の方が強い。刺咬の痕跡は1ないし2週間以上消えない。
(Wikipedia参照)

気持ち悪いですね。南京虫という語感さえも気持ち悪いです。パンツ1枚で寝ていたので、全身に気が狂うような痒みを埋め込まれてしまいました。もしもパンツを履いていなかったら…隣のベッドの欧米人女性に鼻で笑われていたかもしれません。

値段と立地だけは良かったのですが、南京虫のことや向かいのベッドのパキスタン人のボディタッチが多くゲイ感を出してきたりと何かと芳しくないので、KL市内のチョウキットという街へ移動してきました。
きっと次の国インドでも再会することは分かっていますが、それ以降のネパール、中国では遭遇しないようどうか日本からもお祈りよろしくお願いします。

安宿と南京虫、若いうちにしか経験できない(歳取ってからはしたくない)東南アジアを全身で感じながら強く生きています。

写真学生による写真学校のブログですがこちらからは以上です。