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2014年5月9期生引率スタッフ
62日目 シンガポール(写真展2日目) / Day, 62 SINGAPORE
マレーシアより引率 冨田です。
シンガポールはMarine Parade Public Libraryでの写真展2日目の様子をお伝えします。
この日もホテル最寄りのバス停より会場へと向かいます。
この時期には珍しく、毎日雨が降りました。
前日に引き続き学生たちは浴衣姿で会場に立ちます。
雨の日曜日ということもあり、小さな子供のいる家族連れがたくさん来場して
くれました。
また、図書館のスタッフのおじさまは一人一人の作品を丁寧に見てくれました。
英語で自分の写真を解説するという体験も、本当に貴重なものですね。
各自の展示ボードの前にて
写真展を開催した濃密な2日間は、学生たちに何をもたらしたのでしょうか。
多くの人々に自分の写真を見て頂ける機会というのは、そう多くあるものではありません。
この経験が、いつの日か彼らの力となることを願ってやみません。
改めて、ご協力頂いた関係者の方々、そして会場で写真を見て学生たちに声をかけてくださった
沢山のシンガポールの方々に感謝致します。
I would like to show our gratitude for everyone who supported us.
そして午後。
図書館を後にし、再びバスに乗り込みました。
向かった先は、シンガポール国立博物館。
そうです。
セバスチャン・サルガド先生の最新作『GENESIS』の展示会場です!!
250点を越える素晴らしい写真たちに、ただただ圧倒されました。
これほどの作品を作り上げた写真家が本校の名誉顧問であるという事実はもとより、
世界で唯一直接指導をしてくださっていることに、改めて感謝と誇りを感じました。
そして……
トークショー会場の入り口で待つ我々の前に、サルガド先生ご本人が!!
トークイベントのチケットを持たない我々が会場に入れるように、すぐに手配を
してくださいました。
舞台正面の特等席でした!!
『GENESIS』のスライドショーはもちろん、これまでにサルガド先生が撮影されてきた
数々のプロジェクトをまとめたスライドも観ることができました。
なんという贅沢な時間だったのでしょうか…
この偶然の巡り合わせと、博物館の担当者様、そして何よりサルガド先生に感謝です。
今年の海外フィールドワークにおけるシンガポール滞在は、オリンパス様のご協力による写真展
の開催、そしてサルガド先生との再会という、とても充実した時間となりました。
これを励みに、残り4ヶ月の海外フィールドワークでの撮影に励んでもらえればと思います。