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2014年5月岸本 絢
年いくと涙腺が緩むというのは本当のようです
こんばんは、5ヶ国目シンガポールに来ております。
東南アジアに来て物価が高い!なんて実感したのは初めてで、なんだか変な感じです。
インド系、マレー系、中華系など様々な人種が、老若男女みな普通に英語を話しています。面白い国です。
さてここ、シンガポールには写真展をすべくやって参りました。
今年はオリンパスシンガポールにご協力頂き、Marine Parade Public Libraryという公共図書館で開催することになりました。オリンパスからはSTYLUS XZ-2というコンデジをお借りしており、今回はこのカメラで撮影した写真での作品展。ちなみにブログにアップする写真もこのSTYLUSを使用させて頂いています。
まずは、みんなのブースをそれぞれ紹介します
みさきちブース。彼女はアジアの女性の暮らしを撮影しています
本田くんのポートレート作品
ぽんちゃんは普段子どもを撮影していますが今回はスナップでの構成
りょうちんは自然をテーマに作品撮りをしています
鈴木さんは壁?町を撮っています
山下くんは田舎に住む少数民族の暮らしを撮影。
そして私はプノンペンで出会ったカンボジア人の女の子の写真。
この半年の作品テーマは建築写真なのですが、フィルムで撮影しているため展示できず、この写真展のために全く別の作品を用意しました。
たくさんの方が遊びに来てくれます
そして展示初日はスライドショーをすることに。シンガポール入りしてからというもの、スライド作成メンバーは、この日のために連日寝る間も惜しんで準備をしました。そして発表本番。山下くん、りょうちん、みさきち、私が発表。ぽんちゃんも裏方として人一倍動いてくれました!
あ、お気付きになった方がほとんどでしょうが、このオリンパス写真展、毎年浴衣を着るのが恒例となっているのです。ということで私たちも浴衣姿で写真展に臨みました。今年の夏は浴衣を諦めていたので嬉しいのは嬉しいですが、、何とも恥ずかしいですね。
英語での司会進行、最初と最後の挨拶を当日ムチャぶりされ、すこし緊張したりもしましたがスライドショーは無事終了。
そして翌日はなんと、サルガド先生の写真展を見に行くことに!本校の名誉顧問であり、昨年ワークショップで私も直接お世話になったセバスチャン・サルガド先生の写真展「GENESIS」が、シンガポール国立博物館で開催されています。そしてこの日はなんと、ご本人がトークショーをするというのでみんなで博物館に行くことになりました。
雨の中博物館に向かいます
250点以上の写真が飾られた大規模な展示。大きく伸ばされた写真もたくさん飾られており見応えがありました。「GENESIS」の日本での展示予定はないので、シンガポールで見ることができて本当にラッキーでした。そしてサルガド先生の計らいでトークショーを真ん中の席で見られることに!ありがとうございます!
そしてサルガド先生ご本人とも直接お話しすることができました。昨年ワークショップで1週間ほど写真を勉強させて頂いた時、ブラジル人のサルガド先生とはポルトガル語でお話していたので、印象的だったのでしょうか(?)ご本人も私のことを覚えてくださっていました!大学時代の専攻のポルトガル語が珍しく役に立ちました。
怒濤のシンガポール滞在も残すところあと1日。次の日にはマレーシアに向かいます。
個人的には、3週間ぶりに作品撮り再開です。早く自分の写真が撮りたいです。
以上、マーライオンにがっかりの岸本がお送りしました。おやすみなさい。