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2014年5月9期生引率スタッフ
54〜56日目 タイ・チェンマイ / Day, 54-56 Chiangmai, THAILAND
チェンマイより引率 冨田がお伝えします。
センサイ村でのナイト・スライドショーから2日後
岸本さん、山下くん、本田くんの3名はチェンマイへと戻り、社会貢献活動第2弾と
なるチェンマイ駅での写真展を開催しました。
写真展の舞台となるチェンマイ駅は、タイ国鉄最北端の終着駅ですが、ホームは4線
のみ、列車が到着した時以外はとても静かでのんびりとした駅です。
写真展設営日
チェンマイでプリントした写真をどう展示するか、試行錯誤を繰り返しました。
パヤオとセンサイ村についての案内ボードも作成しました!
柱にひもを張り、写真をぶら下げる作戦に。
写真展初日
朝からさっそく設営の続きに取りかかります。
前日考えた展示構成に沿って、手分けして写真を吊るしていきます。
案内ボードの取り付けに励む岸本さん
線路から石を拾い、安定させるための重しにします。
徐々に完成へと近づいていきます。
設営途中にもかかわらず、さっそく興味津々で写真をみてくれる人もいます!
タイ語&英語で作成した案内チラシ
会場入り口に見立てた柱の飾り付けも完成!
ひとまず完成です。
さっそく写真を見てくれています!!
夜間の雨対策として、駅を去る前に写真1枚1枚に袋をかぶせる学生たち。
写真展2日目
この日は前日よりも明らかにお客さんが増えました。
タイ語で作った大きな看板をつけ、案内ボートにもタイ語を併記したためでしょう!
と、ここで…
ベンチに一人座っていたとても位の高そうなお坊さんに手招きされました。
行ってみると、手首に紐を巻いてくれました。
山下くんは荷物を運ぶのを手伝ってあげたそうで、” そのお返し ” という意味では理解
できるのですが、ただそこに居合わせただけの冨田にまで巻いてくれました……
「決して自分でほどかないように」と言って願掛けをしながら丁寧に巻いてくれました。
写真に対するお客さんの反応は上々でした。
仏教国らしくお寺の写真に反応する人、センサイ村の自然に囲まれた暮らしに
笑顔になる人…
センサイ村でのナイト・スライドショーに引き続き、ここチェンマイでも
写真展を無事成功させた学生たち。
終盤は暑さと疲労との戦いでしたが、田舎の日常生活や無名ながらも素敵な場所が
あるという事実を写真によって伝えることにこだわり、最後まで貫きました。
この写真展を見た人が一人でも多くパヤオやセンサイ村に興味を持ってくれれば。
彼らのこの活動が実を結ぶことを祈るばかりです!!