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2014年5月菅原 由紀

Sun 3 さんぽ

こんばんは。
本日も始まりました、ぽんさんぽ。

前回に引き続き、高校の時の先生、みち子とAlexの3人さんぽの様子をお送りしたいと思います。
ところで、話は少し脱線しますが、バンコクには様々な交通手段があります。
日本でもおなじみのバス、タクシー、地下鉄をはじめ、アジアでは主流のバイクタクシー、トゥクトゥク、BTSというモノレールのような電車、ソンテオという乗り合いトラックのような乗り物、そして私がバンコクで一番ウキウキしてしまうのが、カナルボート!
かつては東洋のベニスと呼ばれていたほどの、水の都でもあるバンコク。
街の中には大きな川から小さな川まで、多くの川が流れています。
その川を利用して出来た交通手段が、カナルボートです。
このボートは、地元の人たちが利用することが多く観光客はあまり見られません。
そんなボートをAlexに教えてもらった私たちは早速利用することに!

バンコクの中心部を流れるセンセーブ川。
この川を東西に走るボートがセンセーブボートです。

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SiamやNana、Thong loなど主要都市を通るため、とても便利です。
私たちは、民主記念塔の側に滞在していたので、そこからThong loまで利用しました。
陸路で行けばだいたい距離は15kmほど。
タクシーで向かえば30分ちょっとくらいですかね。
しかし、ボートで行けばだいたい20分くらい。渋滞なんてものもないので、スイスイ快適に進みます!
しかも始発から終点まで乗っても20バーツ。私たちは16バーツで乗れました。
安くて、早くて、ちょっとアトラクション気分も味わえるセンセーブボート。
バンコクの渋滞にうんざりしたらぜひとも使ってみて下さい!
オススメです!

では、話を戻して3人旅の2日目。
この日は、マーケットに行きたいというみち子の要望と、私も行ってみたかった場所、チャトチャックウィークエンドマーケットに行きました。
ウィークエンドという名の通り、土日しか開催されない市場で、地元の人も観光客も大勢訪れていました。
洋服やお土産品、食べ物の屋台や日用品まで何でも売っています。
とても広いマーケットなので全部はまわりきれませんでした。

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・・・とここでアジア恒例の突然の大雨。
急に降り出して、すぐに止むのですが、一瞬人々の動きが止まります。
その間もみち子はお構いなしにお土産品を物色中。。。

一通り買い物も終わり、次の目的地へ。
次に向かったのは、私が日本でのプランニング中に発見し、行ってみたいと思った場所です。
バンコクから1時間ほどの場所にあり、川の中州となっている島、クレット島。
ここは物や人の行き来を便利にするため、200年ほど前にチャオプラヤー川から水を引いて運河を通した末に出来た中州。
「素焼きとお菓子の島」で知られている場所です。
島の住民は紀元前2,000年以上も前からの歴史を持つモン族をルーツとする人たちで、島の住民のほとんどが焼き物か製菓にかかわって暮らしているそうです。

ちょうどチャトチャックのそばから路線バスが出ているので、それを利用して向かいました。
初めて乗ったバンコクの路線バスでこんな標識を発見!

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バンコクの路線バスではおならは禁止だそうです。
まぁそれはどこの国も禁止か。
1時間ほど揺られて、到着したのが「パーククレット」。

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ここから船に乗って島へと向かいます。

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普段あまり乗らない船に何度も乗れるなんて・・・♪とわくわくしていたら、出発して5分弱で到着。。。

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すぐ向こう側に出発した港がみえているではありませんか・・・。
片道2バーツという安さ。

この島は1周7kmくらいしかないので、ここはまさにさんぽでしょう!と、バイクタクシーやレンタサイクルの勧誘を断り、奥へと進んで行きます。

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最初は、食べ物や特産のお菓子、素焼きの入れ物などを売る市場がたくさん出ていて、観光客やお店の人の声でがやがやしています。

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ここで飲んだパッションフルーツの絞り立てジュースがおいしかったなぁ。
あっ、肝心のお菓子の写真はすっかり撮るのを忘れてしまいました。
色とりどりの甘そうなお菓子から、おせんべいのようなものやクッキーなど色々な種類のお菓子が売っていました。

そして、そのがやがや市場を抜け、少し歩くと突然静かになり少しずつ民家が見え始めます。
ここまでは一般の観光客のみなさんは来ないようで、とても静かでした。

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それにしても、あの観光客たちはどこへ消えたのか・・・。

ここからずーっとのんびりさんぽが続きます。
ヤシの木やバナナの木に囲まれて家がぽつぽつ。

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この島はとても小さく、水も入ってきやすいのか、一面湿地帯のようになっています。
そのため、家はだいたいが高床式。

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舗装された道路もしっかりとかさ上げしてあります。
車はもちろん1台も見かけません。
虫の声と鳥の声しか聞こえないほど静かで、バンコクからたった1時間の場所とは思えません。

3人とも時々立ち止まって写真を撮ったり、見たことのない虫に目を凝らしてみたり、太陽の日差しをたっぷり浴びながら、この日も充実した1日でした。

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7kmは意外と長く、のんびり歩いていたこともあり、気づくと3、4時間歩き通し。
島のカフェで一休憩して、また船とバスでバンコク市内へと戻りました。

短かったけれど、とても充実した2日間。
みち子とAlexのおかげで素敵な時間を過ごすことが出来ました。
2人ともありがとう!

みち子はこの次の日に日本へと帰って行きましたが、その後も私は何日かバンコクに滞在し、色々な場所を訪れました。
高校の時の先生と異国の地を旅するなんてなかなかない経験。
とても楽しかったです!

そして、私は8日からFW9のメンバー、りょーちんとプーケットを経由してピピ島に来ています。
ピピ島は海がとてもきれいな島です。
毎日海を見つめ、時には海に飛び込み、時にはそれぞれ撮影をし、海沿いの街をさんぽしたり・・・贅沢な日々を送っています。
次回はここ、ピピ島の様子をお送りします。

日本を出発してまもなく2ヶ月。
今のところ、ケガも体調不良も全くなく元気に過ごしています♪